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「貯蓄型」保険 VS 「掛捨て型」保険 どっちがお得?
お金のプロが徹底検証
●「貯蓄型」保険と「掛捨て型」保険ってどう違う?
そもそも保険は万が一のときの保障をするものですが、その特徴から「貯蓄型」と「掛捨て型」の2つに分けることができます。


※一般的な保険商品の特徴を比較したものであり、全ての商品にあてはまる条件ではありません。
※「将来お金を受け取れる」のは、契約期間内に保険事故が発生しなかった場合に限ります。
●「貯蓄型」と「掛捨て型」をシミュレーション
どっちの保険に入ろうか悩むA子さんとB子さん。
そこで、代表的な保険会社の商品で、それぞれのタイプをシミュレーションしてみました。


●保険と資産運用は切り離して!
保険って実は、「資産運用」に必ずしも適しているとは言えません。そのため、保険での出費はできるだけ抑えて、浮いた分のお金は「資産運用」として「投資信託の積立」に回すことをオススメします。
そこでB子さんは「掛捨て型」保険と併用して、「投資信託の積立」を検討してみることに。月々の支払額はA子さんと同程度になるよう、「投資信託の積立」分を1万円に設定します。
松井証券が提供している将来シミュレーターを使って計算してみると……。


※投資信託の運用結果は年率3%の収益が得られるという仮定に基づき試算したものであり、実際の投資成果ではありません。また、将来の成果を保証するものでもありません。
結果は65歳時点の受け取り見込みが逆転!払い込む金額はほぼ同じでも、303万円も差がでました。
この差額が生じるのはなぜでしょうか?
実は、貯蓄型の保険は、保険会社が掛金の運用を行っており、保険料の中には、この掛金を運営していく費用、つまり運用コスト(保険会社の取り分)が含まれています。つまり、実際に受け取れる金額は、運用コストが差し引かれた後の金額になるのです。

一方、投資信託には、この運用コストがかなり低く抑えられているものも多くあります。低コストで運用する投資信託を上手く組み合わせることで、貯蓄型保険より有利な資産運用が可能になります。
※積立投資のメリットは、第5回コラムで紹介しています。
これからは「貯蓄型」と「掛捨て型」保険のお得度を考えるだけでなく、掛捨て型保険に投資信託のつみたてを併用させる選択肢も知っておくといいですね。
松井証券では、このような低コストの投資信託を数多く扱っており、ロボアドバイザーが投資信託の組み合わせを提案する機能も備わっています。
いざという時のための保険と将来のための資産運用。賢く両方をゲットできるよう、あなたもおカネ美女を目指しましょう!

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續 恵美子
女性のためのお金の総合クリニック「エフピーウーマン」認定ライター
ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者)
生命保険会社で15年働いた後、FPとしての独立を夢みて退職。その矢先に縁あり南フランスに住むことに――。夢と仕事とお金の良好な関係を保つことの厳しさを自ら体験。生きるうえで大切な夢とお金のことを伝えることをミッションとして、マネー記事の執筆や家計相談などで活動中。