FX 取引ルール

1.口座開設基準および口座維持基準

FX口座開設基準および口座維持基準

2.ログインID・パスワード

3.手数料

取引手数料は無料です。

4.入出金および証券口座との振替

FX口座への入出金は、証券口座とFX口座間で、振替手続きを行う必要があります。

入金

FX口座へは、直接入金できません。証券口座へ入金後、FX口座へ振替えてください。

  • 取引日の15:30以降に証券口座からFX口座に振り替えた資金は、当日の取引終了後、再度証券口座に振替えることができます。

出金

FX口座からは、直接出金できません。証券口座へ振替え後、出金してください。
振替可能額が1円未満となった際は、当社において残高0円として処理できるものとします。

振替ができない時間帯

曜日 米国夏時間
(3月中旬~11月上旬)
米国冬時間
(11月上旬~3月中旬)
平日 02:15~03:15(月曜日は振替可能)
05:55~06:10(月曜日は振替可能)
15:30~17:00
02:15~03:15(月曜日は振替可能)
06:55~07:10(月曜日は振替可能)
15:30~17:00
土曜日 02:15~03:15
05:55~06:10
12:00~18:00
02:15~03:15
06:55~07:10
12:00~18:00
日曜日 02:00~02:30

FX口座への入出金(振替)の方法を教えてください。(Q&A)

5.取引日・受渡日

取引日

原則土日を除いたすべての日となります。取引日は、取引時間終了のタイミングで変更します。非取引日は、FXお客様サイトで事前にご連絡します。

受渡日

取引日の翌々取引日となり、対象通貨国等の休日を鑑みて決定します。

6.注文受付時間・約定時間

次の時間帯でご注文の受付および約定処理を行います。

曜日 米国夏時間
(3月中旬~11月上旬)
米国冬時間
(11月上旬~3月中旬)
月曜日 07:00~翌05:55 07:00~翌06:55
火~金曜日 06:10~翌05:55 07:10~翌06:55
  • 指値・逆指値注文に関しては、土曜データ一括処理後~月曜7:00の間も発注・変更・取消が可能です。
  • 自動売買注文は決済注文(指値)の変更は可能ですが、その他の個別注文の変更・取消はできません。
  • 土曜日12:00~18:00はメンテナンスのためFXお客様サイトにログインできません。

FXを利用できる時間を教えてください。(Q&A)

7.取扱通貨・取引単位・呼値・スプレッド

通貨ペア 最低取引
単位
呼値 注文数量別スプレッド
原則固定(例外あり※1)
「数量上限」以内の
成行(ストリーミング)注文・成行決済
左記以外の注文
【縮小スプレッド】 数量上限 【通常スプレッド】
米ドル/円 1通貨単位 0.1 銭 0.2 1,000 0.2~0.9
ユーロ/円 0.4 10,000 0.5
豪ドル/円 0.4 10,000 0.7
カナダ/円 1.7 10,000 1.7
スイス/円 1.8 10,000 1.8
ポンド/円 0.6 10,000 1.1
NZドル/円 1.2 10,000 1.2
ランド/円 0.4 10,000 1.0
トルコリラ/円 1.5 10,000 2.9
メキシコペソ/円 0.1 10,000 0.3
ユーロ/米ドル 0.00001 米ドル 0.3 10,000 0.4
豪ドル/米ドル 0.9 10,000 0.9
ポンド/米ドル 1.0 10,000 1.0
NZドル/米ドル 1.6 10,000 1.7
ユーロ/豪ドル 0.00001 豪ドル 1.5 10,000 1.6
ポンド/豪ドル 1.6 10,000 3.3
米ドル/スイス 0.00001 スイス 1.6 10,000 1.7
ポンド/スイス 2.8 10,000 2.9
ユーロ/ポンド 0.00001 ポンド 1.0 10,000 1.1
豪ドル/NZドル 0.00001 NZドル 1.9 10,000 2.5

注文数量別スプレッド

  • 1市場の急変時(天変地異やその他外部要因など突発的事象の発生時)、市場の流動性が低い時間帯(平日早朝、重要指標発表前後、クリスマス・年末年始など)には、通常スプレッド、縮小スプレッドともに拡大する場合があります。
  • スプレッドは、pipsで表示しています。

    pips(ピップス)とはなんですか(Q&A)

  • 決済通貨は日本円です。外貨による損益は当社のレートにて円に換算します。

注文数量別スプレッド

スプレッドは、発注時に指定する注文数量および注文種類によって「通常スプレッド」と「縮小スプレッド」のどちらかが適用されます。

「縮小スプレッド」の適用条件

以下のすべての条件を満たす場合に適用されます。それ以外の場合は「通常スプレッド」が適用されます。

注文数量
  • 米ドル/円:注文数量合計が1~1,000通貨以内であること
  • 米ドル/円以外の通貨ペア:注文数量合計が1~10,000通貨以内であること
注文種類

以下のいずれかに該当すること

  • 成行(ストリーミング)注文(スピード注文からの発注含む)・成行決済注文
  • IFD注文において、新規注文が成行(ストリーミング)の場合の新規注文部分
  • IFO注文において、新規注文が成行(ストリーミング)の場合の新規注文部分

以下の場合は縮小スプレッドの適用対象外です。

  • IFD注文、IFO注文の決済注文部分(新規注文約定後に発注される決済注文については指値または逆指値になるため)
  • 指値注文、逆指値注文、追跡指値注文、一括決済注文、ロスカット注文(追証未解消時の強制決済注文を含む)
  • 外部サービス会社の提供するサービスを通じた、当社のアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を利用しての注文

FXの成行(ストリーミング)とは何ですか。(Q&A)

縮小スプレッド適用時の画面表示について

  • 建単価、約定価格は、縮小スプレッドが適用された当社生成レート※(以下、縮小レート)で約定した場合はその価格が表示されます。
    • 当社生成レート=当社のカバー先となる金融機関等が銀行間外国為替市場(インターバンク市場)の実勢外国為替レートを基に提示する価格を参考に、当社で生成した売付価格と買付価格で構成される価格
  • 縮小スプレッドが適用された場合、発注時の最終確認画面(注文確認画面)には「縮小レート」が表示されます※。ただし、縮小スプレッド適用の場合でも【注文履歴】等の「注文価格」には通常スプレッド適用の当社生成レート(以下、「通常レート」)が表示されます。
    • FIFO(先入先出)設定をご利用で、注文確認画面において通常レートが表示された場合でも、保有建玉の状況により1件の発注が新規・決済に分割され、取引区分ごとの注文数量合計が「数量上限」以下となった注文については縮小レートで約定します。

11.注文(FIFO(先入先出)設定)

8.発注上限・建玉上限

発注上限
  • 新規:各通貨ペアにおける1注文あたりの上限数量は200万通貨(自動売買も同様。)。
  • 決済:一括決済・成行(ストリーミング)注文による決済1注文あたりの上限数量は、メキシコペソ/円・ランド/円が2,000万通貨、メキシコペソ/円・ランド/円を除く通貨ペアが500万通貨(いずれもロスカットは除く)。
また、同一通貨ペア、同一売買区分、同一注文価格での未約定注文が合計2,500万通貨以上となる指値・逆指値の発注はできません。
建玉上限 全通貨ペア合計で建玉の上限は3億通貨、かつ建玉件数の上限は2,000件(新規建の有効注文件数を含みます。なお、通常注文と自動売買注文の建玉数および建玉件数は合算します。)
  • 2024年8月現在の上限です。
  • 相場状況やお客様およびお客様の関連口座(*)の取引状況・資産状況等により、個別のお客様ごとに、発注上限や建玉上限を適用する場合があります。
  • 取引規程第22条第2項に記載する事項に該当した場合、お客様およびお客様の関連口座(*)について当社が個別に上限数量や新規建て注文を制限することができます。
  • 関連口座とは、次のいずれかに該当する口座を指します。
お客様が個人の場合 お客様が代表者、あるいは取引責任者を務める法人の保有する口座
お客様が法人の場合
  • お客様の代表者、あるいは取引責任者を務める個人、あるいは法人が保有する口座
  • お客様と代表者、あるいは取引責任者が同一である法人の口座
  • お客様と密接な関係が認められる個人、あるいは法人の保有する口座

9.証拠金

必要証拠金 新規注文と保有建玉の維持に必要となる証拠金です。
ポジション必要証拠金+注文証拠金
ポジション必要証拠金 建玉の維持に必要となる証拠金です。
(個人)当社生成レート×建玉数量×レバレッジコースごとの証拠金率(※)
(法人)当社生成レート×建玉数量×為替リスク想定比率(※)
注文証拠金 新規注文の際、必要となる証拠金です。
(個人)当社生成レート×注文数量×レバレッジコースごとの証拠金率(※)
(法人)当社生成レート×注文数量×為替リスク想定比率(※)
純資産 FX口座に振替えた証拠金から評価損益等を加減算した金額です。
預託証拠金(現金)±決済損益±建玉評価損益±スワップポイント損益
証拠金余力 新規建注文をする際、利用できる証拠金です。
純資産-必要証拠金総額
リアルタイム維持率 ポジション必要証拠金に対する、純資産から注文証拠金を引いた資産の割合のことです。
追証やロスカットの判定基準となる数値です。
(純資産-注文証拠金)÷ポジション必要証拠金×100
振替可能金額 FX口座から証券口座に振替できる金額です。

預託証拠金(現金)-必要証拠金総額-決済損-建玉評価損

  • 決済益、建玉評価益は計上しません。
  • レバレッジコースごとの証拠金率および為替リスク想定比率は10.レバレッジコースをご参照ください。
    FXの取引に必要な証拠金の計算方法を教えてください。(Q&A)
  • 小数点以下の端数が発生した場合は項目によって処理が異なります。
    FXの余力や損益等に小数点以下の端数が発生した場合、どのように計算しますか。(Q&A)
    スマホサイト【自動売買】-【設定照会】の評価損益とスワップは小数点以下を非表示にしています。【建玉照会】またはFXお客様サイト(パソコン)およびFXアプリでご確認ください。
  • ポジション必要証拠金・注文証拠金・・・通貨ペア毎に売買区分別のポジション必要証拠金・注文証拠金を算出し、大きい方を採用します。複数通貨ペアで両建している場合は、通貨ペア毎に計算し、合算します。なお、両建はお客様にとって、スプレッドコストを二重に負担すること、支払いのスワップポイントと受取りのスワップポイントの差を負担することなどのデメリットがあり、経済合理性を欠くおそれがありますので、当社からお勧めするものではありません。

10.レバレッジコース

個人口座

当社が設定したレバレッジコースから、証拠金率(必要証拠金)を選択できます。

レバレッジ 証拠金率
スタンダード25倍コース 25倍 4%
低レバレッジ10倍コース 10倍 10%
低レバレッジ5倍コース 5倍 20%
レバレッジなしコース 1倍 100%

法人口座

当社が定めます(法人レバレッジコース)。一般社団法人金融先物取引業協会が毎週発表する通貨ペアごとの為替リスク想定比率を基に必要証拠金を算出します。最大100倍です。

レバレッジコースとは何ですか(Q&A)

法人レバレッジ情報

11.注文の種類

注文種類、通貨、取引区分、売買、数量を指定して、注文してください。

12.自動売買(リピート注文)の取引ルールはこちら

注文種類

指値注文

売買価格を指定する(指値する)注文方法で、以下の条件で約定します。

a. 次の場合、当社生成レートではなく指値で約定します。

  • 買注文は、注文を受け付けて以降、当社生成レートが注文価格以下となった場合
  • 売注文は、注文を受け付けて以降、当社生成レートが注文価格以上となった場合

b. 次の場合、当社生成レートで約定します。

  • 注文を受け付けたときに、上記a.の条件を満たす場合
  • 取引時間外に受け付けた注文(未約定のため、持ち越した注文を含む)が、取引開始時に上記a.の条件を満たす場合
  • 相場の状況等により価格配信を停止した後、価格配信再開時に上記a.の条件を満たす場合

なお、発注時点のレートと注文価格を比較し、即時に約定するような指値の発注はできません。

  • 買指値の場合:当社生成レート≦注文価格
  • 売指値の場合:当社生成レート≧注文価格
成行(ストリーミング)注文

取引画面に表示されるレートを基に、注文ボタンを押下した時の当社生成レートで発注する注文方法です。お客さまの発注画面の当社生成レートを基準としてスリッページ幅の設定が可能で、約定処理をする時点の当社生成レートがスリッページ幅の範囲内であれば約定し、範囲外であれば約定しません。

FXの成行(ストリーミング)とは何ですか(Q&A)

成行決済注文

注文を受け付けたときに当社生成レートをもって執行します。
お客様の発注時に取引画面に表示されている価格と実際の約定価格との間に価格差が生じている場合があります。当該価格差は、お客様の端末と当社のシステム間および当社のシステム内の通信に伴う時間差により発生し、お客様に有利になる場合もあれば、不利になる場合もあります。

逆指値注文

注文時点の当社生成レートよりもお客様に不利な価格(例:買注文の場合には注文時点の当社生成レートより高い)を指定する注文方法です。トリガー価格(逆指値価格)に到達した時点で売買価格を指定せず発注し、当社生成レートで約定します。そのため、トリガー価格と実際の約定価格との間に差が生じている場合があり、約定価格はお客様が指定したトリガー価格よりも不利になることがあります。
なお、発注時点のレートと注文価格を比較し、即時に約定するような逆指値の発注はできません。

  • 買逆指値の場合:当社生成レート≧注文価格
  • 売逆指値の場合:当社生成レート≦注文価格
追跡指値注文(OCO)

2つの注文を同時に発注し、どちらか一方の注文が約定した場合には、約定していない他方の注文が自動的に取消される複合注文方法です。OCO注文は新規注文、決済注文いずれも利用可能です。

決済予約注文(IFD)

新規注文を出すと同時に、その新規注文(一次注文)が約定した場合に有効となる決済注文(二次注文)をセットで出す複合注文方式です。益出し注文は指値、損切り注文は逆指値で発注できます。

決済予約注文の発注方法

IFO注文
(IFDOCO注文)

新規注文を出すと同時に、その新規注文(一次注文)が約定された場合に有効となるOCO注文(二次注文)をセットで出す複合注文方式です。

一括決済注文

全建玉の決済注文をスリッページ幅の指定をせず、注文を受け付けたときに当社生成レートをもって執行する注文方法です。お客様の発注時に取引画面に表示されている当社生成レートと実際の約定価格との間に価格差が生じている場合があり、当該価格差は、お客様の端末と当社のシステム間および当社のシステム内の通信に伴う時間差により発生し、お客様に有利になる場合もあれば、不利になる場合もあります。

FXで一括決済注文はできますか。(Q&A)

↓一括決済時の自動売買建玉に関するご注意

FIFO(先入先出)設定

新規/決済の区別のない注文です。反対ポジションを保有していない場合は、新規注文となり、反対ポジションを保有している場合は約定日時が古いポジションから順に決済される注文です。なお、スピード注文でのみ有効となります。自動売買の建玉は含まれません。

両建て設定(FIFO)の変更方法を教えてください。(Q&A)

  • 受付済の新規建て注文およびその決済注文までを受注した注文として取扱います。

取引情報

12.自動売買(リピート注文)

あらかじめ設定した条件に基づいて生成された売買注文(新規注文(リピート一次注文)および決済注文(リピート二次注文))が、自動的に繰り返し発注される注文方法です。
発注の仕組みは、益出し幅のみ設定した場合はIFD注文、益出し幅と運用停止ライン(損切り価格)設定した場合はIFO注文と同様です。

FXの自動売買注文(リピート注文)とは何ですか?(Q&A)

自動売買(リピート注文)の発注方法(運用開始方法)を教えてください。(Q&A)

↑「11.注文の種類」に戻る

利用条件 FX口座でのメールアドレスの登録
発注チャネル FXお客様サイト(パソコン向け)、FXスマホサイト、FXアプリ
取引手数料・利用料 無料
対象通貨 全通貨ペア

↑「7.取引通貨・取引単位・呼値・スプレッド」に戻る

最低取引単位、呼値、スプレッド

↑「7.取引通貨・取引単位・呼値・スプレッド」に戻る

  • 注文はすべて指値・逆指値での発注となるため注文数量別スプレッドは適用対象外です。(手動で成行決済注文を発注した場合を除く)
1注文あたりの最大発注数量

↑「8.発注上限・建玉上限」に戻る

新規有効注文件数+保有建玉件数の上限

↑「8.発注上限・建玉上限」に戻る

自動売買注文の件数上限 1グループあたり100件まで
注文値幅/益出し幅の下限幅
  • ランド/円、トルコ/円、メキシコペソ/円:5pips
  • その他通貨:10pips

pips(ピップス)とはなんですか(Q&A)

注文種類 「指値」、「逆指値」または「成行決済」
  • 「指値」と「逆指値」のどちらになるかは、発注時のレートと各注文の値段により決まります。
  • 「逆指値」の場合はスリッページ設定がされていますが、スリッページ幅の変更はできません。
  • 運用停止に伴い建玉を決済する場合は「一括決済」となります。スリッページ設定はありません。
  • FXお客様サイト、FXアプリから自動売買の建玉を「成行決済」で手動決済することができます。
有効期限 すべて「無期限」で発注
運用停止ライン 任意で設定する、決済注文の損切り価格です。
  • 当該自動売買グループの新規注文・決済注文を取消、一括決済した上で、運用を停止します。
  • 運用停止ラインに該当した場合の発注についてはスリッページ判定を行わないため、乖離したレートで約定する可能性があります。

↓運用停止

<新規注文・決済注文価格の算出基準>

新規買注文 注文レンジ・注文値幅・益出し幅を基準に算出します。
新規売注文 注文レンジ・注文値幅・益出し幅を基準に算出します。
決済買注文 新規注文の約定価格-益出し幅
決済売注文 新規注文の約定価格+益出し幅
  • 小数点以下は、各通貨ペアのレート桁数に応じて第四位または第六位を切り捨てます。

運用停止

自動売買の運用は、手動で停止する場合と、自動で停止される場合があります。

<手動で運用を停止する場合>
FXお客様サイト(パソコン向け)、FXスマホサイト、FXアプリから運用の停止が可能です。運用停止時は、当該自動売買グループで新規建した建玉や、未約定の決済注文の取扱いを以下から選択します。

選択肢 未約定の新規注文 未約定の決済注文 建玉
建玉・決済注文は残して運用終了 取消 残る 残る※
建玉は残し、全ての注文を取消して運用終了 取消 取消 残る※
建玉を決済し、全ての注文を取消して運用終了 取消 取消 当該自動売買グループの建玉は全決済
  • 自動売買の建玉ではなく、通常注文(自動売買ではない)の建玉として残ります。

<自動的に自動売買が運用停止になる場合>

  • リアルタイム維持率が設定されているロスカット率を下回った場合
  • 追証が発生した場合
  • 当社生成レートが運用停止ラインに到達し、自動売買によって新規建した建玉の損切が確定した場合
  • 有効な自動売買注文が存在しなくなった場合

運用停止となった場合、その自動売買注文を再開することはできません(※)。
運用が停止した場合、原則として当社で自動売買(リピート注文)の再開は行いません。

  • 自動売買による個別の新規注文が余力不足で失効した場合、この注文を有効にするには「再開」操作が必要です。

FX自動売買(リピート注文)の個別注文の再開方法を教えてください。(Q&A)

↓一括決済時の自動売買建玉に関するご注意

自動売買注文の変更・取消

<自動売買グループ>

注文レンジ 注文値幅 注文数量 益出し幅 運用停止ライン
変更不可 変更不可 変更可※1 変更可※2 変更可※3
  • 1 FXお客様サイト、FXアプリから変更が可能です。既に発注されている新規注文、運用再開待ちの新規注文に対しても注文数量が変更されます。注文数量が増加する場合、変更後の必要証拠金で発注できるか、余力審査を行います。
  • 2 既に発注されている決済注文の価格に対しては影響せず、決済約定後に発注される新規注文から変更が適用されます。
  • 3 当該自動売買グループのすべての注文を対象に運用停止ラインを変更します。個別注文の価格変更はできません。なお、FXお客様サイト、FXアプリから新規に運用停止ラインの設定有無の変更が可能です。

<個別注文>

価格変更 取消
新規注文 変更不可 取消不可※
決済注文
(指値)
変更可
(注文照会から訂正可能。)
取消不可※
決済注文
(逆指値)
変更不可
(運用停止ラインを変更することで自動売買グループ単位での価格変更は可能)
取消不可※
  • 運用を停止することで、自動売買グループ単位での注文を取消することは可能

↑「運用停止」に戻る

  • 自動売買の個別注文の新規約定が、建玉未決済の状態で異常レートまたはシステム障害等の過誤処理等により取消となった場合、当該リピート個別注文は自動では発注されません。
    また、個別注文の決済約定が、同様に取消となった場合、残った建玉は通常注文(自動売買ではない)の建玉となります。

13.追加証拠金(追証)

FX口座内の証拠金が、取引を継続するために維持しなければならない最低維持基準を下回った場合、追加証拠金(追証) の入金、あるいは全部または一部の建玉の決済が必要になります。

判定時刻 取引日ごとの取引終了時点
発生条件 リアルタイム維持率が100%を下回った場合
発生の確認方法 FXお客様サイト【お知らせ】でご連絡します。原則、電話連絡は行いません。FX取引を行っているお客様は、常にお客様サイトをご確認ください。
解消方法

追加証拠金が発生した取引日の翌取引日(祝祭日を含む)の15:00までに、次のいずれかの方法で追加証拠金を解消する必要があります。

  • 不足分の証拠金(※1)を入金し、FX口座に振替する
  • すべてまたは一部の建玉を決済する(※2)

FXで追証が発生しました。追証の解消方法を教えてください。(Q&A)

強制決済 追加証拠金が発生した取引日の翌取引日(祝祭日を含む)の15:00までに追加証拠金の解消が確認できない場合、当社の任意ですべての建玉(自動売買の建玉含む)を強制決済します。

上記以外に任意決済が発生するケース(Q&A)

  • 1追加証拠金額に小数点以下の端数が発生した場合、小数点以下を切り上げます。
  • 2 一部決済で解消する場合、追加証拠金額以上のポジション必要証拠金を減らす必要があります。
    同一通貨を両建している場合は、数量が少ない方のポジションを決済しても追加証拠金の解消にはなりません。
    多い方のポジションを決済する場合も追加証拠金の解消は反対ポジションの数量との差額分に限られます。

    9.証拠金

14.ロスカット

ロスカット率を選択することができます。
リアルタイム維持率が選択したロスカット率を下回った場合、新規の未約定注文がある場合は、全て強制的に取り消されます。その上でなおリアルタイム維持率が設定されているロスカット率を下回っている場合、発注されている注文を全て取り消し、すべての建玉(自動売買の建玉含む)を強制決済します。

ロスカット率
個人口座 50%、60%、70%、80%、90%
法人口座 100%
  • 相場の急変動やスプレッドの拡大により、ロスカット率を下回っていると判定された時点と異なる当社生成レートで決済されることで、証拠金の額を上回る損失が生じることがあります。

ロスカットの監視間隔

リアルタイム維持率に応じて、以下に定める周期を超えないように行います。
ただし、相場の急変動やスプレッドの拡大等の原因により、監視が設定どおりの間隔で行えない場合があります。

維持率 200%以下 200%超
周期 60秒 300秒

アラート機能

リアルタイム維持率が以下の水準を下回った場合、FXお客様サイトにお知らせを掲載します。お知らせは1日に1回のみ通知します。

個人 法人
プレアラート率 120% 150%
アラート率 100% 120%

ロスカットはどのタイミングで行われますか。(Q&A)

FXのロスカット率とは何ですか。(Q&A)

15.不足金

建玉の決済による損金相当額の現金がFX口座にない場合、不足金が発生します。発生した取引の受渡日15:00までに入金またはスワップポイントの振替が必要になります。

  • 不足金に小数点以下の端数が発生した場合、小数点以下を切り上げます。

非対円通貨ペアについて

非対円通貨ペア(対米ドル、対豪ドル、対スイス、対ポンド、対NZドル)は日本の祝祭日でも取引、決済代金の受渡を行います。そのため、祝祭日中に同通貨ペアによる取引を行い、不足金期日(受渡日)が祝日に到来した場合は、祝祭日明けの日本営業日に告知し、同日15:00までに入金が必要になります。

期限までに不足金が解消いただけない場合、当社の任意で証券口座、FX口座間で証拠金の振替、スワップポイント振替を行います。それでも不足金が解消できない場合、当社の任意により、お客様のすべてのFXの建玉を決済します。さらに不足金が解消しない場合、当社が管理するお預り資産を任意に処分し、不足金に充当します。

16.スワップポイント

スワップポイントとは、高金利通貨と低金利通貨の間のスワップ(交換)金利のことをいいます。スワップポイントは通貨間の金利差やロールオーバーする日数をもとに当社が決定します。スワップポイントは「スワップ振替」機能、あるいは建玉の決済により受渡します(自動売買の建玉含む)。

「スワップポイント(SP)」とは何ですか。(Q&A)

「ロールオーバー」とは何ですか。(Q&A)

17.税金

個人が行ったFX取引の利益は、先物取引に係る雑所得等の金額として、課税の対象となり、確定申告が必要です。

FXにおける税制

18.口座の解約

FX口座のみの解約はできません。FX口座を開設されているお客様が証券口座を解約する場合、FXサポートへご連絡ください。
FX口座内の振替可能額が1円未満となった際は、当社において残高0円として処理できるものとします。

19.取引の危険性

「FX」は投機的な性格の強い高度な経済行為のため、取引を開始するにあたって、取引の仕組みや危険性について十分ご理解いただき、お客様の資力と投資経験を考慮のうえ、ご自身の責任において取引を行ってください。

  • 「FX」は、元本および利益が保証されるものではありません。
  • 「FX」は、総取引金額に対して少額の取引証拠金で取引を行うため、多額の利益を得ることもありますが、逆に短期間のうちに多額の損失を被る可能性もあります。また、その損失額は、預託した証拠金以上となることもあります。
  • 「FX」では「レバレッジコース」と「ロスカット率」を必ずご指定いただいています。
  • お客様のリアルタイム維持率がロスカット率を下回ったと判定された場合、お客様の建玉を強制的に決済(ロスカット)いたします。ロスカットは建玉を当社生成レートで反対売買することにより決済します。そのため、ロスカット判定時の当社生成レートで約定する保証はなく、相場が急激に変動した場合等には、証拠金の額を上回る損失が生じることがあります。
  • 「FX」では、インターネット経由のみの注文となっています。当社システム障害時も同様となっています。
  • 当社の責に帰する障害であっても、それによるお客様の得るべきはずであった利益および発生した損失に関して、一切その責を負わないものとします。ただし、障害が当社の故意または重過失によるものである場合は、この限りではありません。

「いわゆる外国為替証拠金取引について」(金融庁WEBサイト)

20.「異常レート」の取扱いについて

お客様へ通知した約定値段が、異常レートに基づく値段であると当社が判断した場合、当該約定(その反対売買を含む)および約定処理を行った注文について、取消扱いとする処理を行うことがあります。当社で発生したシステム障害が原因で、お客様へ通知した注文の約定結果(約定の成否および約定値段)が、本来あるべき約定結果と異なると当社が判断した場合、当該約定結果について、本来あるべき約定結果となるよう訂正または取消扱いとする処理を行うことがあります。

21.為替相場急変時等の対応について

当社は、お客様に安心してお取引いただけるよう、適正な取引価格の提示および注文執行に努めていますが、急激な相場変動時や、カバー先の状況に変更が生じたことから、カバー先からのレート提示がない時等には、次のとおり対応します。

① 価格配信および注文受付の停止と再開について

安定的で適切な価格を提供できないと当社が判断した場合、価格の配信を停止し外国為替証拠金取引の全ての注文の受付および約定処理を停止します。

具体的には次のような状況です。

  • (ア) インターバンク市場で複数の金融機関が適正な取引レートを提供できない状況
  • (イ) 流動性が低下しカバー先と必要な取引を行えない状況
  • (ウ) インターバンク市場の価格が短期間で極端に変動する状況

カバー先から適正な取引レート提示を継続的かつ安定的に受け取ることが可能となり、そのレートが市場実勢相場を反映していると当社が判断した場合は価格の配信を再開し、停止していた外国為替証拠金取引の全ての注文の受付および約定処理を再開します。

② 価格配信および注文受付の停止と再開のお知らせ

価格配信および新規注文の受付の停止または再開を行った場合で、かつ、お客様の取引への影響が大きいと当社が判断したときは、速やかにFXお客様サイト内へのメッセージ、当社WEBサイト等に、状況、原因を掲載・更新します。

ご注意

振替ができない時間帯

取引状況等によってはデータ一括処理の時間が伸長し、記載した時間以外でも振替ができない場合があります。

↑「4. 入出金および証券口座との振替」に戻る

受渡決済注文

受渡決済をご希望の場合は、FXサポートへご連絡ください。必要な手続き等についてご案内します。
受渡決済には、通貨別で約定通貨数量×1~20円の受渡決済手数料がかかります。

受付時間:FX稼動日のうち月~金の7:00~24:00

  • 事前に各種注意事項等についてご同意いただいたうえで、お客様自身で銀行等に証券口座名義と同名義の外貨預金口座をご準備いただく必要があります。

↑「11.注文の種類」に戻る

自動売買

FXお客様サイトおよびFXアプリのスピード注文から行う「一括決済」、「買建玉一括決済」、「売建玉一括決済」の発注および保有建玉数量には自動売買の建玉は含まれません。

↑「11.注文の種類」に戻る

追加証拠金(追証)

FX口座の追証解消のため証券口座に入金した場合でも、証券口座の状況によりFX口座へ振替できないことがあります。その場合、証券口座の余力を振替可能な状態まで回復する必要があります。
通貨ペアの外国通貨の母国市場または米国市場の休業日にあたる場合(クリスマス休暇、年末年始等)には、事前に告知のうえで、追加証拠金の解消期限を繰り上げる場合があります。

↑「12.追加証拠金(追証)」に戻る

不足金

不足金が解消せず、当社が管理するお預り資産を任意に処分する場合、電話でのお取引と同じ手数料を適用します。
通貨ペアの外国通貨の母国市場または米国市場の休業日にあたる場合(クリスマス休暇、年末年始等)には、事前に告知のうえで、不足金の解消期限を繰り上げる場合があります。

↑「14.不足金」に戻る

22.FX専用口座

松井証券ではFX取引のみ可能なFX専用口座をご用意しています。
口座開設時に「FX専用口座」を選択し、お申し込みください。
なお、「証券口座」への切替を希望される場合は、お客様サイト-【口座管理】-【書類請求・申込】より、「切替申込書(FX専用→証券口座)」をご請求のうえ、お手続きください。

FX専用口座に関するQ&A一覧(Q&A)

FX専用口座を利用していますが、他の商品を取引する方法を教えてください。(Q&A)

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