一日先物取引とは(ロスカットルール)
返済期限が1セッションのデイトレード専用先物取引です。
手数料の割引や必要証拠金の減額など、デイトレーダーにとってコスト・資金効率の面で優位な取引です。
ロスカットルール
一日先物取引では次のロスカットルールが適用されます。
ロスカットルール
お客様のリアルタイムの証拠金状況(リアルタイム維持証拠金余力)が、あらかじめ設定された水準(ロスカットライン)を下回った場合に、さらなる損失の拡大を防ぐため、自動的にお客様の注文の取消または全建玉の反対売買注文(ロスカット注文)の発注を行います。
一日先物取引設定を適用すると、下記の標準設定ロスカットラインが適用されますが、ロスカットラインは、リアルタイム維持証拠金余力の範囲内で、お客様の任意の金額に変更することができます。
リアルタイム維持証拠金余力とは
お客様の先物・オプション口座の状況をリアルタイムの時価を用いて評価した余力です。
証拠金現金残高に、リアルタイムの代用評価額、先物評価損益を加味して計算されます。
ロスカットラインとは
ロスカット審査の基準となる値です。標準ロスカットラインは下記の値で設定されますが、お客様の任意で変更も可能です。
標準ロスカットライン
=「建玉1枚あたりの標準ロスカットライン×(買建玉数-売建玉数)」の絶対値
- 「建玉1枚あたりの標準ロスカットライン」は、当社が定める値です。
- (買建玉数-売建玉数)について日経225先物と日経225mini、TOPIX先物とミニTOPIX先物は合計枚数で計算します。
(日経225mini、ミニTOPIX先物は1枚を0.1枚換算して計算します。)
最新の「建玉1枚あたりの標準ロスカットライン」はこちらでご確認ください。
ロスカットの具体例
次の状況の場合
現金残高 | 60万円 |
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リアルタイム維持証拠金余力 | 60万円 |
保有建玉 | 買建玉:3枚、売建玉:1枚 (全て日経225先物) |
建玉1枚あたりの標準ロスカットライン | 20万円 |
ロスカットラインは「20万円×(3-1)=40万円」となるので、ロスカット審査のタイミングで評価損が20万円を超えていると、発注中の注文がない場合、ロスカット注文が発注される。
- 手数料等諸経費は考慮していません。
ご注意
一日先物取引設定適用中は、通常の先物取引は行えません。
通常の先物取引をご利用の際は、お客様サイト(クラシック)内【先物OP】-【ルール設定】-【一日先物取引設定】より一日先物取引設定の解除を行ってください。解除はリアルタイムで反映されます。
なお、建玉を保有されている場合または未約定の注文がある場合は、一日先物取引設定の解除は行えません。建玉の返済および未約定注文の取消しを行った後、解除のお手続きをお願い致します。