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私たちは、「お客様の豊かな人生をサポートする」という企業理念のもと、個人投資家にとって価値のある金融商品・サービスを提供します。
私たちは、大正七年創業以来の長い歴史の中で個人投資家とともに歩み、支えられてきました。
この間、私たちは、長い間業界において主流の販売方法であった外交営業を廃止し、お客様が必要と認めないセールスを否定する一方、インターネット取引をいち早く導入することにより、個人投資家にとって大きな壁であった情報格差を解消するとともに株式取引の利便性を高め、個人投資家が資本市場に参入しやすい環境を創造してきました。
このように、時代の変遷に応じて旧来の常識を打破し、時代に受入れられる新しい仕組みを築き上げることができたのは、私たちが高い倫理観に裏打ちされた明確な行動規範を持ちつづけてきたからです。
ここに私たちは次の「六つの基本原則」を定め、これに基づき、お客様の期待に応え続けるとともに、新たな価値を創造していくことを誓います。

六つの基本原則

一、お客様の論理で考える

二、法令を遵守する

三、誠実公正である

四、社会から信頼を得る

五、会社資産を保護し、適切に活用する

六、個を活かし働きやすい職場環境を作る

第1章 お客様の論理で考える

1 サービス提供における基本姿勢

自由な取引環境は、多くの個人投資家にとって、資本市場に参入するため必要不可欠な要素です。私たちは、お客様自身による投資判断と、それに基づく迅速な行動を可能とする自由な取引環境を実現するため、様々なサービスを提供します。具体的には、お客様の注文を迅速に執行する最高水準の取引システムを安定的に提供し、最適な情報を正確かつ迅速に提供するほか、お客様に私たちの提供するサービスを安心してご利用頂けるよう充実したサポート体制を整えます。
また、サービスの提供にあたっては、お客様の知識、保有資産状況、投資経験および投資目的などを十分に把握したうえで、これらに適合するサービスを提供するよう、最善を尽くします。

2 継続的な改善への取組み

普段私たちが接するお客様の声には、満足度の高いサービスを提供し続けるため必要な改善の手がかりが含まれています。これらは、常にお客様の視点で向き合わなければ見出せないものです。
私たちは、お客様から最も信頼される会社を目指し、お客様にとって満足度の高いサービスを提供するために、日々、お客様の声を真摯に受け止め、継続的なサービス改善に取組みます。

3 革新への挑戦

お客様の声の中には、未だ具体化されない変化への欲求が潜んでいます。私たちは、お客様の声や社会の根底にある価値観の中から、その本質を見出すとともに、自ら変化していく必要があります。
私たちは、お客様に選ばれる企業であり続けるため、企業の論理ではなくお客様の論理で考え、旧来の常識にとらわれず、革新を求めて主体的に挑戦します。

第2章 法令を遵守する

私たちは、法令および諸規則を厳格に遵守します。法令および諸規則の遵守は社会的義務であるのみならず、信頼性を維持・向上するうえで必要不可欠であるからです。
また、私たちは、法令諸規則の遵守に当たり、単なる条文規定にとどまらず、その精神、趣旨を正しく理解し、それに沿う行動を実践しなければなりません。さらに、法令および諸規則が予見していない部分についても、社会常識および倫理感覚に基づき判断・行動するものとします。社会倫理に反する行動も、信用失墜につながるからです。

第3章 誠実公正である

1 誠実かつ公正な姿勢

私たちは、資本市場の健全性を維持するため、誠実かつ公正に行動します。未公開情報をもとにした勧誘等の不適切な行為を行わないほか、資本市場の健全性を損なうあらゆる行為に対し、適切かつ厳格に対処します。
また私たちは、社会秩序の安定と維持の重要性を十分に認識し、反社会的勢力との取引は一切行わず、これらに対し毅然たる態度で対応します。

2 利益相反行為の禁止

私たちは、常に社会倫理と正常な商慣習に照らし公正な競争原理のもとで取引を行います。私たちは、その職務上知り得た情報や特別の立場を利用して自らの利益を図る行為を行いません。

第4章 社会から信頼を得る

1 社会的使命

私たちがお客様からの支持を得、事業を継続していくためには、自らの社会的使命を自覚しこれに基づき行動することによって、社会との信頼関係を構築することが必要です。私たちは、資本市場における仲介機能という重責を負託されていることを自覚し、事業活動を通じて資本市場の健全性維持に寄与し、ひいては国民経済の発展に貢献します。

2 善き企業市民としての行動

私たちは、善き企業市民として、社会との調和を図り、信頼関係を築くため努力を惜しみません。一般に、事業活動は利益追求を目的として行われます。しかしながら、社会秩序や倫理を無視した無分別な利益追求は社会から拒絶され、持続的な企業活動が不可能となります。私たちは、金融庁より公表されている『金融サービス業におけるプリンシプル』の内容を踏まえ、社会秩序を守り、高い倫理観を堅持しつつ、持続可能な企業活動を追求します。

3 適切な情報開示

情報開示は、投資家に対して投資判断に必要な情報を提供する目的と広く社会一般の監視を受けることを通じて自浄機能の適切な発揮を促す目的があると考えます。つまり、説明責任を果たすことは、企業の健全性を維持し、社会からの信頼を得るために不可欠の要素なのです。
私たちは、お客様や株主の方はもとより、広く社会に対して財務状況、経営状況および企業活動全般について、適時適切な情報開示を行うことにより社会から信頼を得られるよう努力します。

第5章 会社資産を保護し、適切に活用する

会社資産は有形・無形を問わず企業価値の源泉であり、企業活動は会社資産の適切な活用なしには成り立たないものです。
私たちは、職務上知り得たお客様の個人情報その他の情報はもちろんのこと、企業にとって必要不可欠であるすべての会社資産につき、適切に管理するよう努め、その毀損を防ぐため最大限努力します。
また、適切な統治体制を構築するとともに、会社資産を効率的に活用し、事業活動を行うことによって、経営効率の向上を目指します。

第6章 個を活かし働きやすい職場環境を作る

1 個人の尊重

多様な個性を持つ社員が、協力し、円滑に業務を遂行していくためには、互いの相違点を認めつつ、意見を尊重していくことが大切です。相違点を認めることから相互理解が進み、職場が活性化します。私たちは、個性を尊重し個人の尊厳を守るため、一切の差別やハラスメント(いやがらせ)を排除し、互いの人権を尊重します。
また、私たちは、社員一人ひとりの個性、創造性を尊重するとともに、その能力が最大限発揮され、自己実現をはかることができる環境を確保し、成長を促します。

2 宣言

経営トップは、本倫理コードの精神の実現が自らの役割であることを認識し、率先垂範して実効性のある社内体制の整備を行い、本倫理コードの周知徹底を図ります。
社員は、本倫理コードの精神の重要性を十分に認識し、その実現のため絶えず自己研鑽に励みます。