パグ&ボルゾイと学ぶ サクッとマーケット歴史解説#05
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サクッとシリーズ「パグ&ボルゾイと学ぶ サクッとマーケット歴史解説」では 解説役のボルゾイさんと投資初心者のパグ君が 「サクッとマーケット解説」に登場する銘柄を中心に各社の歴史をサクッと解説します! 第5回は三菱重工業。 三菱重工業の起源は1884年、岩崎弥太郎が長崎造船所を設立したことに遡る。造船技術を基盤に、重機や機械分野へ展開し、1917年に三菱造船、1921年に三菱電機を設立。1934年には総合メーカーとして三菱重工業が発足した。 戦後、財閥解体により三社に分割されるが、1964年に再統合。1970年には三菱自動車を分離し、原子力発電や超大型タンカーなどの大規模プロジェクトに注力。1990年代以降は、防衛産業としての役割を拡大し、宇宙事業にも本格参入。 2000年代には国産旅客機開発や火力発電事業の統合など新たな挑戦を行う。近年は、防衛装備品の国際展開や次世代エネルギー開発に注力。防衛予算の拡充により株価が上昇し、オーストラリア向けフリゲート受注など、国際的な存在感を高めている。 三菱重工の歴史は、時代のニーズに応じた技術革新と事業展開の積み重ねであり、現在も国策と世界需要の最前線に立ち続けている。 おちゃめなパグくんと一緒にマーケット情報や投資の知識を勉強していきましょう! 第4回はトヨタ自動車。 トヨタ自動車の歴史は、豊田佐吉の自動織機から始まり、1937年にトヨタ自動車工業として設立されました。戦後、「クラウン」や「カローラ」で大衆車市場を開拓し、トヨタ生産方式で効率化を実現。1982年に販売部門と合併し現在の形となりました。 1990年代には「レクサス」ブランドを展開し、「プリウス」で環境技術をリード。2008年には世界販売首位を達成。近年は電動化やコネクテッド技術に対応し、マルチパスウェイ戦略を採用。海外での高収益と円安効果で業績を伸ばし、時価総額国内1位の地位を築いています。ただし、海外依存度の高さによる関税リスクには注意が必要です。 おちゃめなパグくんと一緒にマーケット情報や投資の知識を勉強していきましょう!