私は戦略企画部のIR担当として、社外に向けて松井証券の経営や財務状況などの情報を発信する仕事をしています。具体的には、決算報告資料などのプレスリリース資料の作成や、決算記者会見への出席、アナリストへの当社説明などを担当しています。
自分が手掛けた資料がプレスリリースとして発信されているのを見た時や、自分がアナリストへ説明した内容がアナリストレポートに記載されているのを見た時には、特にやりがいを感じます。ただ、それは自分の仕事の成果が多くの投資家の目に触れ、投資判断に影響を与えることを意味するため、一つ一つの仕事に緊張感はあります。

IRという業務の特性上、社長の和里田と一緒に仕事をする機会が多いです。だからこそ分かることなのですが、常に将来を見ている人だと感じます。和里田は様々なメディアで自身の考えを発信していますが、そこで使われる言葉や表現こそ違えども、語られるメッセージは常に一貫しています。それは、はるか先に明確なビジョンを持っていて、そこから逆算して、そこへ到達するためのプロセスを考えているからではないでしょうか。自分たちが歩むべきストーリーがよく見えている。だからこそ、まっすぐに物事を進めることができる。そういう方だと思います。

松井証券の選考を通して、少数精鋭で風通しが良い会社だと社員から聞きました。入社してみて、実際にそうだと感じています。そういう意味ではギャップはないですね。強いて言うなら、少数精鋭と聞くとどうしても尖った人や、癖の強い人が多いと思ってしまいますが、実際はそうではなかったです。人当たりが良くて穏やかな人が多いと感じます。

松井証券に就職して感じたことは、人生において仕事が占める時間の割合は大きいということです。だからこそ、その時間は自分にとって少しでも豊かで実りあるものにしたいですよね。そのためには、自分がどんな人たちと働きたいか、どんな環境で働きたいかということを常日頃考えておくとよいと思います。また、10年後や20年後に自分が何をしたいかを考えてみると、就職活動のヒントになると思います。