信用取引保証金の取扱い変更について(現引・現渡後の必要保証金の取扱い変更など)

2017年5月1日

2017年5月21日(日)以降、信用取引保証金の取扱いを変更します。

変更点概要

5月21日(日) 現引・現渡に関する委託保証金の計算方法変更
5月23日(火) 追加保証金(追証)の審査基準の変更(発生・解消条件の緩和)

これに伴い、ネットストック信用取引規程等を改定します。

ご質問がある場合は、松井証券顧客サポートまでお問い合わせください。
日付は予定です。予定が変更になる場合は、当社WEBページ上であらためてお知らせします。

現引・現渡に関する委託保証金の計算方法変更

現引・現渡を行った建玉の必要保証金を次の信用新規建取引に使用できるタイミング、および、追加保証金(追証)の審査・解消条件を、以下のとおり変更します。

5/21(日)システムメンテナンス後 現在
必要保証金 現引・現渡を行った建玉の必要保証金は、現引・現渡の受渡日(現引・現渡を行った日の3営業日後)から使用できる 現引・現渡を行った建玉の必要保証金は、現引・現渡を行った日の翌営業日から使用できる
追証 現引・現渡は、追証回避および追証解消に充当できない 現引・現渡は、追証回避および追証解消に充当できる

信用新規建余力(率)、リアルタイム維持率について

信用新規建余力(率)、リアルタイム維持率について

ご注意

  • 現引・現渡の受渡日までは建玉を保有しているものとして必要保証金・維持率を計算します。現引・現渡を行った建玉の価格変動によって維持率が悪化し、追証が発生する可能性があります。
  • 5月21日(日)のシステムメンテナンスで計算方法を変更するため、18日(木)および19日(金)に現引・現渡を行った場合、21日(日)のシステムメンテナンス終了後に現引・現渡を行った建玉の価格変動によって維持率が悪化する可能性があります。
    18日(木)および19日(金)に現引・現渡を行った場合には、21日(日)のシステムメンテナンス終了後に当社会員画面等で余力情報をご確認くださいますようお願いいたします。

追加保証金(追証)の審査基準の変更(発生・解消条件の緩和)

追証の発生時の維持率、解消時の回復に必要な維持率を、以下のとおり引き下げます。
5/23(火)大引け後の追証審査から 5/22(月)大引け後の追証審査まで
追証発生条件の維持率 20%未満 25%未満
追証解消の維持率 20%回復相当額※ 31%回復相当額
  • 保有建玉の反対売買により追証を解消する場合は、5/23(火)夕方バッチ処理以降は「建約定代金×20%」を追証解消金額に充当することができます。

ご注意

  • 5月23日(火)の夕方バッチ終了まで、リアルタイム維持率およびリアルタイム追証余裕額は変更前の発生条件(維持率25%未満)で表示されています。
  • 19日(金)および22日(月)に発生した追証の解消に必要な金額は、発生時の維持率31%回復相当額です。変更は適用されないため、ご注意ください。

ネットストック信用取引規程等の改定について

改定

主な改定内容

主な改定内容は次のとおりです。

書面 主な改定内容
ネットストック信用取引規程
  • 最低維持率の引き下げ(2017年3月10日にお知らせ済)
  • 追加保証金解消条件の変更(今回追加)
  • その他、所要の改定
一般信用取引に関する確認書
  • 株式分割等で信用期日を設定する場合の設定日を変更

リスクおよび手数料などについて