高配当銘柄 一刀両断! -配当狙いの株式取引- 高配当銘柄 一刀両断! -配当狙いの株式取引-

まだまだ遅くない!高配当の波に乗れ!

近年、日本企業の配当金は、好調な業績を受け、増加傾向にあります。2017年3月期には8兆円(※1)にまで迫る水準です。また、株主重視の考えが強まっていることも追い風となっています。

このように配当金が増加する中で、預金金利は日銀のマイナス金利導入もあり、極めて低水準です。普通預金では、100万円を10年間預けたとしても、利息はたったの100円程度です。一方、東証一部上場企業の平均配当利回りは1.5%(2018年4月時点)となっており、仮にこの配当水準の株式を100万円分保有すると、1年間の配当金は約15,000円(税引前)にもなります。さらに、一般的に高配当とされる「利回り3%以上」の銘柄は300以上あり、そのような銘柄を保有すれば、さらに多くの配当金を受け取ることができます。

このように高配当銘柄への注目がますます高まっていますが、ここでは「銘柄選びのポイント」「高配当銘柄一覧」をご紹介します。

  • (※1) 出所:東京証券取引所「2017年度3月期決算短信集計【連結】《合計》」

必見!高配当銘柄を選ぶ2大ポイント

配当銘柄を選ぶ際には、発行会社の業績悪化により配当が減額されることや無配当となるおそれがあることに注意が必要です。そのため、ただ単に配当利回りが高い銘柄を選ぶのではなく、配当の状況や収益の安定性を考慮したうえで、銘柄を選定することが重要です。具体的なポイントとしては、以下の2点が挙げられます。

1いわゆる「タコ配」銘柄を避ける

利益を上回る額を配当するには、企業が蓄えた剰余金を取り崩す必要があり、長期にわたって継続することはできません。「1株配当額」が「1株利益」を上回る状態が続いている銘柄は注意した方がよいでしょう。

2過去の配当を確認する

業績の変動が大きな銘柄では、直近の配当金がたまたま高額だった可能性があります。また、記念配当など一時的に配当金を増額している場合もあります。過去の配当を確認し、継続して同水準の配当を行っているか確認しましょう。

今から探す!9月権利確定の高配当利回り銘柄20選!

それでは、具体的に権利確定月が9月で配当利回りの高い銘柄を見ていきましょう。今回は、「1株配当<1株利益」「時価総額1000億円以上」「最低投資金額100万円未満」の銘柄を、配当利回りの高い順にランキング形式で紹介します。

上位20銘柄を見ると、配当利回りが4%を超える銘柄が9銘柄、全ての銘柄の配当利回りが3.5%を超えるなど、配当面で魅力的な銘柄が抽出されました。金融機関や商社を中心に、時価総額が1兆円を超えるような大手企業も多くランクインしているほか、最低投資金額が30万円を下回る銘柄も多くあるため、初心者でも手掛けやすいのではないでしょうか。また、一般的に割安と判断されることが多い、PER(株価収益率)が10倍を下回っている銘柄や、PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回っている銘柄も多くランクインしています。

注目!高配当利回りベスト6

3東海東京フィナンシャル・ホールディングス(8616)

配当利回り 5.09%
最低投資金額 74,600円
時価総額 2019億円
1株利益 97円 1株配当 38円
PER 7.59倍 PBR 1.12倍
ROE 15.49倍

●直近3回の配当金

2017年3月 2017年9月 2018年3月
24.0円 14.0円 24.0円

●日足チャート(3か月)、出来高

2日産自動車(7201)

配当利回り 4.78%
最低投資金額 110,800円
時価総額 4兆6766億円
1株利益 191円 1株配当 53円
PER 5.80倍 PBR 0.80倍
ROE 14.58倍

●直近3回の配当金

2017年3月 2017年9月 2018年3月
24.0円 26.5円 26.5円

●日足チャート(3か月)、出来高

3日本郵政(6178)

配当利回り 4.51%
最低投資金額 126,500円
時価総額 5兆6925億円
1株利益 113円 1株配当 57円
PER 11.10倍 PBR 0.39倍
ROE 3.45倍

●直近3回の配当金

2017年3月 2017年9月 2018年3月
25.0円 25.0円 32.0円

●日足チャート(3か月)、出来高

4大和証券グループ本社(8601)

配当利回り 4.29%
最低投資金額 652,300円
時価総額 1兆1085億円
1株利益 69円 1株配当 28円
PER 9.55倍 PBR 0.83倍
ROE 8.76倍

●直近3回の配当金

2017年3月 2017年9月 2018年3月
13.0円 13.0円 15.0円

●日足チャート(3か月)、出来高

5青山商事(8219)

配当利回り 4.27%
最低投資金額 398,500円
時価総額 2207億円
1株利益 225円 1株配当 170円
PER 17.55倍 PBR 0.88倍
ROE 5.00倍

●直近3回の配当金

2017年3月 2017年9月 2018年3月
115.0円 50.0円 120.0円

●日足チャート(3か月)、出来高

6あおぞら銀行(8304)

配当利回り 4.23%
最低投資金額 435,500円
時価総額 5152億円
1株利益 369円 1株配当 112円
PER 11.80倍 PBR 1.17倍
ROE 10.09倍

●直近3回の配当金

2017年3月 2017年9月 2018年3月
107.0円(※) 80.0円(※) 104.0円

(※)株式併合を加味した金額です。

●日足チャート(3か月)、出来高

※2018年5月28日時点

まだまだ盛りだくさん!7位~20位はこちら!

順位 銘柄名 配当利回り PER PBR ROE 時価総額 最低投資金額
7 SUBARU(7270) 4.18% 12.00 1.70 14.63 2兆6529億円 344,900円
8 松井証券(8628) 4.17% 20.97 2.74 13.35 2733億円 105,400円
9 武田薬品工業(4502) 4.05% 18.60 1.74 9.60 3兆5348億円 444,800円
10 沖電気工業(6703) 3.91% 18.86 1.11 5.98 1116億円 128,000円
11 みずほフィナンシャルグループ(8411) 3.86% 8.55 0.54 6.56 4兆9332億円 19,430円
12 池田泉州ホールディングス(8714) 3.79% 13.11 0.54 3.43 1113億円 39,600円
13 リョーサン(8140) 3.77% 21.75 1.03 4.40 1134億円 398,000円
14 三井住友フィナンシャルグループ(8316) 3.71% 8.81 0.62 7.30 6兆4881億円 458,700円
15 MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725) 3.67% 13.62 0.71 5.45 2兆1009億円 354,100円
16 三井物産(8031) 3.67% 7.93 0.83 10.86 3兆3253億円 190,850円
17 丸紅(8002) 3.66% 6.95 0.83 12.23 1兆4705億円 84,610円
18 三菱商事(8058) 3.61% 8.62 0.91 10.93 4兆8386億円 304,300円
19 スカパーJSATホールディングス(9412) 3.58% 13.16 0.69 5.31 1733億円 50,300円
20 NTTドコモ(9437) 3.57% 13.52 1.77 13.28 10兆5923億円 280,050円

※2018年5月28日時点

【銘柄選定条件】

  • 配当権利確定月9月(中間配当含む)
  • 1株配当が1株利益を上回っていない
  • 時価総額1000億円以上
  • 最低投資金額100万円未満
  • 9月が配当権利確定月であるが、中間配当がない等、過去5年間で9月に配当が出ていない銘柄は除外。

REIT(不動産投資信託)にも注目!

ここまで株式の配当金に着目してきましたが、REIT(不動産投資信託)にも注目です。REITとは、投資家から集めた資金で、オフィスビルやマンションなどの不動産を購入し、そこから生じた賃料などの収益を投資家に分配する上場投資信託です。REITの魅力はなんといっても分配金利回りの高さで、利益の大部分が分配金となるため、分配金利回りが高い傾向にあるのです。

REITについては、7、8、9月が権利確定月の銘柄をピックアップしました。
分配金利回りが5%を超える銘柄が2銘柄、上位10銘柄は全て利回りが4%超えとなっています。また、多くの銘柄が10~20万円と比較的少額で購入できるのも魅力です。

順位 銘柄名 分配金利回り 権利確定月 時価総額 最低投資金額 NAV倍率
1 ケネディクス商業リート投資法人(3453) 5.19% 9月 1225億円 241,200円 1.05
2 イオンリート投資法人(3292) 5.00% 7月 2154億円 121,200円 1.09
3 森トラスト総合リート投資法人(8961) 4.53% 9月 2125億円 161,000円 1.33
4 日本賃貸住宅投資法人(8986) 4.53% 9月 1425億円 86,900円 1.31
5 ラサールロジポート投資法人(3466) 4.49% 8月 1217億円 110,600円 1.12
6 日本リテールファンド投資法人(8953) 4.47% 8月 5163億円 197,200円 1.19
7 ヒューリックリート投資法人(3295) 4.45% 8月 1895億円 170,700円 1.30
8 ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人(3278) 4.39% 7月 1239億円 158,300円 1.50
9 産業ファンド投資法人(3249) 4.24% 7月 2061億円 121,300円 1.77
10 GLP投資法人(3281) 4.17% 8月 4148億円 121,900円 1.93

※2018年5月28日時点

NAV倍率とは?

NAV倍率は、株式のPBR(株価純資産倍率)に似た指標で、REITの時価総額が、純資産価値(保有する不動産などの資産から負債を引いた額)に対して何倍かを表した数値です。一般的に1倍より低いと割安、高いと割高と言えます。NAV倍率が1を大きく超える銘柄は、選ばない方が無難と言えるでしょう。

  • 当社マーケット情報に掲載しているREITのNAV倍率の平均は約1.41%です。(2018年6月12日時点)

配当銘柄を買うには?配当権利の取得方法

配当金を受け取るには、「権利確定日」に株主である必要があります。ただし、株式は買付してから受け渡されるまで3営業日かかるため、実際には「権利付最終日」(権利確定日の3営業日前)までに株式を買付し、保有していなければなりません。配当狙いで株を購入する際には、必ずスケジュールを確認しておきましょう。

2018年9月末が権利確定日の場合

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9 10 11 12 13 14 15
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30            
9/25(火):権利付最終日 この日までに現物株式を買付すれば、株主の権利が得られる!
9/26(水):権利落ち日 この日になれば売却しても権利がなくならない。
9/28(金):権利確定日 株主としての権利が確定!

権利落ち日の株価は下落しやすい

権利付最終日の翌営業日の「権利落ち日」は、配当金や株主優待の価値の分だけ、株価が下落する傾向があります。権利付最終日に購入して保有していれば、配当を受け取ることができますが、その分株価が下落するリスクがあることに注意しましょう。

注意事項

  • 本特集は個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はお客様ご自身の判断でお願いします。
  • 配当利回りは、配当金や株価の動きによって、変動します。
  • 最低投資金額は、2018年5月28日の終値に株主優待取得に必要な最低購入株数をかけた金額です。

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