J-GATE3.0稼働にともなう先物・オプションの取引時間拡大・呼値縮小のお知らせ
2021年9月16日
2021年9月21日(火)より、大阪取引所の次期デリバティブ売買システム(J-GATE3.0)の稼働が予定されています。これに伴い、先物・オプション取引の取引ルールが一部変更となります。
ポイント
- POINT 取引時間が拡大されます
- POINT 日経225オプションにかかる呼値の単位が縮小されます
- POINT 即時約定可能値幅制度(DCB制度)等が見直されます
- POINT 早朝のシステムメンテナンスを廃止します
取引時間が拡大されます
指数先物取引・指数オプション取引の夜間立会の終了時間が現在の「翌午前5時30分」から「翌午前6時」までに延長されます。また、指数オプション取引の日中立会の開始時刻が現在の「午前9時00分」から「午前8時45分」に前倒しされます。
日経225オプションにかかる呼値の単位が縮小されます
日経225オプション取引にかかる呼値の単位について、プレミアムが1,000円を超える場合の単位が「10円」から「5円」に変更となります。
見直し後の呼値の単位
オプション価格 | 呼値 |
---|---|
100円以下 | 1円 |
100円超 | 5円 |
即時約定可能値幅制度(DCB制度)等が見直されます
オープニング・オークション等におけるDCB制度の導入
オープニング・オークション等(取引中断及び取引停止後の板寄せも含みます。)におけるDCB制度が導入されます。
DCB発動イメージ/各商品のDCB値幅 (日本取引所グループ)
クロージング・オークションにおける約定可能値幅の拡大
クロージング・オークションにおける約定可能値幅が拡大されます。
約定可能値幅のイメージ/各商品の約定可能値幅 (日本取引所グループ)
早朝のシステムメンテナンスを廃止します
これまで、午前5時30分から6時00分までの時間帯は、システムメンテナンスのため松井証券お客様サイトにログインいただくことはできませんでした。今回、J-GATE3.0の稼働に伴う各種対応に合わせて早朝のシステムメンテナンスを廃止し、株式や先物オプション注文を含む一部サービス以外がご利用いただけるようになります。
- ただし、一時的に利用できない時間帯があります。
その他の変更について
上記以外の次期デリバティブ売買システム(J-GATE3.0)稼働に伴う取引制度の変更については、日本取引所グループのホームページをご確認ください。
J-GATE3.0稼働に伴う取引制度の見直し等 (日本取引所グループ)
9/17(金)のお取引にご注意ください
上記のJ-GATE3.0稼働に伴う対応のため、9/17(金)の夜間立会(16:30~翌朝05:30)はありません。また、9/17(金)夕方のデータ一括処理以降は、先物・オプション取引における注文受付を停止し、それまでに発注された未約定注文は失効しますので、お取引の際にはご注意ください。なお、注文の受付は、9/18(土)以降のメンテナンス終了後から再開します。