コツコツ利益を実感 10万円のキウイドル戦略アップデート版

記事掲載日:2025年12月29日

めがねこ

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4年以上もわたし自身が運用し続けているNZドル/米ドル(キウイドル)戦略を近年のレート状況に合わせてアップデート。松井証券FXの柔軟な自動売買を活かして初心者でもコツコツ利益が確定する実感が味わえる。

めがねこさんに、NZドル/米ドルでの自動売買戦略を教えてもらいました。
「ハーフ&ハーフ」と呼ばれる戦略で、初心者の方でも資金効率よく運用できる設定となっており、ご本人もこの設定で運用されているそうです。

買い設定

注文レンジ :0.67100~0.53000(合計注文本数:65)
数量 :0.012万通貨(120通貨)
注文値幅 :20.0pips
益出し幅 :110.0pips
運用停止ライン :設定しない

売り設定

注文レンジ :0.79000~0.64900(合計注文本数:65)
数量 :0.01万通貨(100通貨)
注文値幅 :20.0pips
益出し幅 :110.0pips
運用停止ライン :設定しない

おすすめポイント

売り買いのハーフ&ハーフ設定の活用で効率的な自動売買を実現

  • 自動売買を設定する範囲を二分割し、高値の部分を売り、低値の部分を買いとしました。
  • これは運用資金が半分以下でも全額の資金と同等の利益が期待できるハーフ&ハーフという手法です。
  • ハーフ&ハーフはメリットが多いですが、通常設定と比べてレンジの端に近づくほど含み損が増えやすいというデメリットがあります。
  • このため、レートがレンジの端に到達することを避ける工夫も必要になってきます。

最新のレート状況を踏まえ設定レンジをカスタマイズ

  • わたし自身が4年半以上運用し続けてきたNZドル/米ドル(キウイドル)戦略をカスタマイズしました。
  • 5年前と比べるとNZドル/米ドルの10年間の平均レートは約500pips(0.05)下がり、実際に旧設定ではレンジの底値をギリギリ割り込んでしまったこともありました。
  • その時に含み損が大きく増えてしまったことを踏まえ、このカスタマイズ版では全体的に設定レンジを200pips(0.02)下にずらしています。
  • このカスタマイズは設定レンジから外れるリスクだけでなく、設定レンジの端に近づいて含み損が増えるリスクをも減らす工夫です。

買いレンジは利益重視、売りレンジはリスク回避

  • 買いレンジは120通貨、売りレンジは100通貨と通貨数に少し差をつけています。
  • 2022年5月以降は本戦略の売りレンジには到達したことがなく、過去10年で見ても8割方は買いレンジに滞在しています。
  • つまり、今後も買いレンジに滞在する可能性が高いので、そこではしっかり利益を狙う戦略です。
  • 逆にレートが大きく上昇し売りレンジの上の方まで到達してしまうことは、通貨バランスが急変したと考えられます。
  • その場合は利益よりリスク回避を優先させるために、売りでは通貨数を少し減らしました。

運用のチェックポイント

  • 資金は10万円を想定しています。資金が少ないと極端にロスカットの危険性が増すので必ず10万円以上の資金での運用することを強くお薦めします。
  • 資金10万円時のロスカットレートは下値が約0.53、上値が約0.795ですが、ドル円レートで円安に傾くとその分ロスカットレートが厳しくなるのでご注意ください。
  • 近年、買いポジションにおいてスワップ支払いが発生する状況になっています。1日の額は少額ですが年単位では支払いスワップが運用を圧迫することもありますので、1年ごとに運用の見直しをお薦めします。
  • 記事執筆日:2025年12月25日
  • 記事掲載日:2025年12月29日

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