【投資信託】One国内株オープン

One国内株オープンは、マクロの投資環境の変化に応じて、その時々で最適と判断される投資スタイルで運用を行う投資信託です。その魅力についてご紹介します。

基本情報(2022年11月2日時点)

購入時手数料 無料(松井証券の場合)(※)
信託報酬 年率1.76%
解約時信託財産留保額 0.3%
松井証券の還元サービス 年率0.4625%
  • ポイントでの還元も可能:ポイント還元の場合:0.50875%
運用会社 アセットマネジメントOne
  • One国内株オープンの購入時手数料は、松井証券以外の金融機関で購入すると最大3.3%負担しなければならない場合があります。しかし、松井証券であれば購入時手数料は無料です。

One国内株オープンの魅力

One国内株オープンについて、3つの観点からその魅力を解説します。

  • ①自由な運用スタイル
  • ②国内株の全上場銘柄が投資対象
  • ③トップダウンアプローチによる銘柄選択

それでは詳しく紹介していきます。

① 自由な運用スタイル

One国内株オープンは「自由演技」という愛称が付けられています。その名の通り、自由な運用スタイルを選択するファンドです。相場上昇局面では利益成長が見込める企業に積極的に投資し、相場下落局面では、ディフェンシブな銘柄の比率を増やします。

グロース系、バリュー系、大型株、中小型株といった視点などから、機動的に配分比率を変更し、ベンチマークである東証株価指数(TOPIX)に対して超過収益の獲得を目指します。

例えば、TOPIXの上昇局面には大型株の配分比率を高めることで、TOPIXの上昇トレンドに追随することを目指し、TOPIXの調整局面には中小型株の配分比率を高めることで、TOPIXに対する超過収益の追求を図ります。

② 国内株の全上場銘柄が投資対象

One国内株オープンは、TOPIXの構成銘柄だけでなく、新興市場の銘柄も投資対象としています。個別銘柄の選択において、企業の成長力・割安性に加え、市場の動向・需給等を総合的に判断し、対TOPIXでの超過収益の獲得を目指します。

時価総額が小さい企業は、些細なきっかけで株価が大きく上昇する場合があります。よって、適切な銘柄選択をすれば、組み入れ銘柄の一部を時価総額の小さい銘柄とすることで、より大きなリターンを獲得する機会が得られるのです。

  • 将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。

③ トップダウンアプローチによる銘柄選択

One国内株オープンは、マクロ経済・金融分析、株式市場動向分析をベースとしたトップダウンアプローチにより運用されます。以下のような運用プロセスとなっています。

  • マクロ経済等の分析
  • 投資尺度ごとのリターン分析
  • 運用スタイルの比率の策定
  • 銘柄選択とポートフォリオの構築
  • 定量的なリスク分析
  • パフォーマンス分析

このようなプロセスで、マクロの投資環境の変化に応じて投資スタイルを適宜変更し、その局面でベストと思われる投資尺度を活用した銘柄選択を行います。

組み入れ上位10銘柄

One国内株オープンの組み入れ上位10銘柄は、2022年9月30日時点で以下の通りです。

銘柄 組入比率
1 トヨタ自動車 3.20%
2 ソニーグループ 2.79%
3 キーエンス 2.12%
4 三菱UFJフィナンシャル・グループ 1.96%
5 エムアップホールディングス 1.96%
6 日本電信電話 1.85%
7 日立製作所 1.78%
8 三井住友フィナンシャルグループ 1.78%
9 任天堂 1.48%
10 第一三共 1.46%

松井証券の投信毎月ポイント・現金還元サービス

松井証券には「投信毎月ポイント・現金還元サービス」があります。投資信託を松井証券に預けると、保有金額に応じて松井証券ポイントまたは現金で毎月還元されます。
(2022年10月31日時点で対象の投資信託は1,200本以上。投資信託によって、還元率は異なります)

投信毎月ポイント・現金還元サービス

One国内株オープンの場合、年間0.4625%が現金還元されます。ポイントで還元を受ける場合は10%増量となり、年間0.50875%がポイント還元されます。

例をあげると、One国内株オープンを松井証券で1,000万円保有していると、還元は以下のようになります。

還元方法 毎月 年間
現金還元の場合 3,854円 46,248円
ポイント還元の場合 4,239円相当 50,868円相当
  • 2022年10月31日時点。基準価額の増減によって還元額は変動します。

もし、松井証券以外で購入した場合でも、松井証券に移管するだけで還元を受けられます。

  • 他社から移管いただいた投資信託の保有分に対する本サービスの還元は、ポイントでの受け取りを設定していた場合でも現金での還元となります。

移管するときに他社に支払った手数料も、証明する書類を提出すれば、松井証券に負担してもらえます。

移管手数料負担サービス

One国内株オープンは、マクロの投資環境の変化に応じて、その時々で最適と判断される投資スタイルで運用を行う投資信託です。「投信毎月ポイント・現金還元サービス」がお得な松井証券での購入を検討されてみてはいかがでしょうか。

  • 本記事内容は作成時点のものであり、今後予告なく変更されることがあります。
    また、将来の動向や運用成果等を示唆・保障するものではありません。
竹内 弘樹氏

寄稿者:竹内 弘樹

ライフパートナーズ 代表取締役

1978年、愛知県生まれ。岐阜大学農学部卒業後、大手食品メーカーに入社し、3年目に研究開発業務の課長を任される。資産運用の必要性を強く感じたため、ファイナンシャルプランナーの資格を取り退社。
独学で株式投資を学びながら、個人事業主として独立し、WEBサイト:やさしい株のはじめ方楽しい株主優待&配当やさしいIPO株のはじめ方やさしい投資信託のはじめ方などを立ち上げる。株初心者でもわかりやすいとの声が多く、現在のアクセス数は延べ1000万人を超える。その後、ライフパートナーズ株式会社を設立、代表を努める。

リスクおよび手数料などについて

「One国内株オープン」のリスクおよび手数料等について

  • 国内の株式を主な投資対象とするため、株価の下落や発行者の信用状況の悪化、流動性の低下等の影響による基準価額の下落により、損失が生じるおそれがあります。
  • 取引手数料、信託財産留保額および信託報酬は次のページをご確認ください。
  • その他の費用・手数料については、監査費用等を信託財産からご負担いただきます。これらの費用については、売買条件等により異なるため、あらかじめ上限等を記載することができません。
  • 投信毎月ポイント・現金還元サービスは、投信残高に応じて毎月ポイントまたは現金が還元され、平均保有金額の変動により還元額も変動します。投資信託によって還元率は異なります。ETF、米ドルMMF、iDeCoで保有している投資信託はサービスの対象外です。