【投資信託】日経平均高配当利回り株ファンド
日経平均高配当利回り株ファンドは、日経平均株価採用銘柄の中から予想配当利回りの上位30銘柄が組み入れられる投資信託です。その魅力についてご紹介していきます。
基本情報(2023年11月14日時点)
購入時手数料 | 無料(松井証券の場合)(※) |
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信託報酬 | 年率0.693% |
信託財産留保額 | なし |
松井証券の還元サービス | 年率0.3% |
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
- 日経平均高配当利回り株ファンドの購入時手数料は、松井証券以外の金融機関で購入すると最大2.2%負担しなければならない場合があります。しかし、松井証券であれば購入時手数料は無料です。
日経平均高配当利回り株ファンドの魅力
日経平均高配当利回り株ファンドについて、次の3つの観点からその魅力をご紹介します。
- ① シンプルな運用手法
- ② 日経平均株価採用銘柄が投資対象
- ③ 高配当利回り銘柄を抽出
それでは詳しく紹介していきます。
① シンプルな運用手法
日経平均高配当利回り株ファンドは、日経平均株価採用銘柄の中から、予想配当利回りの上位30銘柄を抽出します。シンプルでわかりやすい運用手法により、ポートフォリオが構築されます。
組入比率は流動性を勘案して銘柄ごとに決定します。原則として6月・12月に組入銘柄の入れ替えと、組入比率の調整を行います。
- 信用リスク懸念や無配懸念があると委託会社が判断した銘柄は、投資対象銘柄から除外することがあります。また、当該銘柄を保有している場合は売却し、保有銘柄数は30を下回ることがあります。
② 日経平均株価採用銘柄が投資対象
日経平均株価とは、日本経済新聞社が東京証券取引所プライムに上場する約2,000銘柄の中から225銘柄を選定し、その株価から算出している指数です。
2023年6月13日の33,000円台到達、バブル崩壊後高値更新なども話題になりました。
日経平均株価は、1950年から算出されている日本を代表する株価指標です。選定される225社は日本を代表する企業と言えるでしょう。
③ 高配当利回り銘柄を抽出
配当利回りとは、株価に対する1株あたり年間配当額の割合を示す指標のことです。たとえば、現在株価が1,000円で、1株あたり年間配当額が10円であった場合、配当利回りは1%(10円÷1,000円×100)となります。
日経平均高配当利回り株ファンドでは、予想配当利回りを用いて、上位30銘柄をピックアップしています。
- 利益が多くても配当を支払わない場合や、利益が少ない(あるいは損失)のときも配当を支払う場合があります。また、配当利回りは株価と配当額の変動に左右されます。
日経平均高配当利回り株ファンドは、投資銘柄の配当収益に相当する分配を目指します。 配当に関心がある人にとって魅力的なファンドです。
組み入れ銘柄
日経平均高配当利回り株ファンドの組み入れ銘柄は、10月31日時点で以下の通りです。
比率順位 | 銘柄 |
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1 | 川崎汽船 |
2 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ |
3 | 三井住友フィナンシャルグループ |
4 | 日本郵政 |
5 | みずほフィナンシャルグループ |
6 | 商船三井 |
7 | ソフトバンク |
8 | 日本たばこ産業 |
9 | 日本製鉄 |
10 | 武田薬品工業 |
11 | ENEOSホールディングス |
12 | JFEホールディングス |
13 | 神戸製鋼所 |
14 | 積水ハウス |
15 | 三井住友トラスト・ホールディングス |
16 | SOMPOホールディングス |
17 | MS&ADインシュアランスグループホール |
18 | 出光興産 |
19 | いすゞ自動車 |
20 | あおぞら銀行 |
21 | 双日 |
22 | ふくおかフィナンシャルグループ |
23 | 東ソー |
24 | 日本電気硝子 |
25 | 丸井グループ |
26 | シチズン時計 |
27 | 長谷工コーポレーション |
28 | デンカ |
29 | UBE |
30 | 松井証券 |
松井証券の投信残高ポイントサービス
松井証券には「投信残高ポイントサービス」があります。投資信託を松井証券に預けると、保有金額に応じて松井証券ポイントで毎月還元されます。
(投資信託によって、還元率は異なります)
日経平均高配当利回り株ファンドの場合、年間0.3%がポイント還元されます。
もし、松井証券以外で購入した場合でも、松井証券に移管するだけで還元を受けられます。
移管するときに他社に支払った手数料も、証明する書類を提出すれば、松井証券に負担してもらえます。
移管手数料負担サービス日経平均高配当利回り株ファンドは、日経平均株価採用銘柄の中から予想配当利回りの上位30銘柄が組み入れられる投資信託です。「投信残高ポイントサービス」がお得な松井証券での購入を検討されてみてはいかがでしょうか。
寄稿者:竹内 弘樹
ライフパートナーズ 代表取締役
1978年、愛知県生まれ。岐阜大学農学部卒業後、大手食品メーカーに入社し、3年目に研究開発業務の課長を任される。資産運用の必要性を強く感じたため、ファイナンシャルプランナーの資格を取り退社。
独学で株式投資を学びながら、個人事業主として独立し、WEBサイト:やさしい株のはじめ方、楽しい株主優待&配当、やさしいIPO株のはじめ方、やさしい投資信託のはじめ方などを立ち上げる。株初心者でもわかりやすいとの声が多く、現在のアクセス数は延べ1000万人を超える。その後、ライフパートナーズ株式会社を設立、代表を務める。
- 本記事内容は作成時点のものであり、今後予告なく変更されることがあります。また、将来の動向や運用成果等を示唆・保障するものではありません。
- 本記事は三菱UFJアセットマネジメント作成の交付目論見書をもとに作成したものです。
リスクおよび手数料などについて
「日経平均高配当利回り株ファンド」のリスクおよび手数料等について
国内の株式を主な投資対象とするため、株価の下落や発行者の信用状況の悪化、流動性の低下等の影響による基準価額の下落により、損失が生じるおそれがあります。
取引手数料、信託財産留保額および信託報酬は次のページをご確認ください。
日経平均高配当利回り株ファンド
その他の費用・手数料については、監査費用等を信託財産からご負担いただきます。これらの費用については、売買条件等により異なるため、あらかじめ上限等を記載することができません。
分配金は投資信託の純資産から収益を超えて支払われる場合があります。また、減少する場合や支払われなくなる場合があります。
最大1%貯まる投信残高ポイントサービスは、投信残高に応じて毎月ポイントが還元され、平均保有金額の変動により還元額も変動します。投資信託によって還元率は異なります。ETF、米ドルMMFはサービスの対象外です。還元には毎月エントリーが必要となります。
投資にあたっては、当社WEBサイトの目論見書等をご覧いただき、内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお申込みください。