【2022年7月】手に入れやすく、使いやすい注目優待銘柄をご紹介

2022年7月の権利確定月銘柄は40銘柄となっており、優待銘柄数が少ない月です。 その日まで株を保有していると株主優待がもらえる日である権利付き最終日は「7/ 27(水)」、権利取得後の最初の営業日である権利落ち日は「7/28(木)」となっています。

それでは、7月の株主優待について「優待の価値・使いやすさ、配当額、購入価格」などを評価した上で、わたしが注目している銘柄を3つご紹介します。

ティーライフ(3172)

株価 1,432円
予想1株配当 52円
優待の価値 1,000円相当
優待の最低取得額 143,200円

優待品:自社通販サイトで使える優待買物割引券

100株:1,000円相当
500株:2,000円相当
1,000株:3,000円相当

優待品は【自社通販サイトで使える優待買物割引券】です。100株の保有から優待をもらうことができます。

ティーライフの通販サイトは、名前の通り「お茶」を主力として、飲料・食品・ヘアケア商品など様々な商品がラインナップされています。優待買物割引券の使い方は、このサイト上の商品を割引価格で買う(クーポンコードを入力)か、もしくは、予め優待価額にあわせて厳選された「優待特選商品」の中から選ぶか、どちらかを選べます。全体的に健康によさそうな商品が多数掲載されているので、選ぶ楽しさがあるのがいいところですね。

また、配当は2022年7月期は「52円」と比較的高い配当額となっています。優待のことも考えるとなかなか魅力的な株主還元内容となっているのではないでしょうか。

丸千代山岡家(3399)

株価 1,936円
予想1株配当 16円
優待の価値 2,640円相当(×年2回)
優待の最低取得額 193,600円

優待品:「ラーメン山岡家」のほか、グループ店舗で使えるラーメン無料券(×年2回)

優待品リスト(1)ラーメン無料券、(2)お米、(3)乾麺

100株:【下記から1点を選択】
(1) 2枚
(2) 2kg
(3) 1セット

500株:【下記から1点を選択】
(1) 4枚
(2) 4kg
(3) 2セット

1,000株:【下記から1点を選択】
(1) 6枚
(2) 6kg
(3) 3セット

優待品は【「ラーメン山岡家」のほか、グループ店舗で使えるラーメン無料券】です。100株の保有から年2回優待をもらうことができます。

ラーメン山岡家は、関東~北海道を中心として全国に150店以上を展開する巨大ラーメンチェーンです。優待券は「ラーメン山岡家」、「極煮干し本舗」、「味噌ラーメン山岡家」の全店で利用でき、好きなラーメン一杯(490円~1,320円:大盛・セットメニューも可)と引き換えることができます。

ラーメン山岡家のメニューは「醤油」、「味噌」、「塩」を取りそろえていて、家族・友人と好みの味が違っても気軽に足を運べるのはうれしいところです。また、近くにお店がないという場合でも、お米(北海道産おぼろづき)、もしくは、乾麺5個入り(醤油・味噌・塩・特製味噌・辛味噌:1セット)などと引き換えることもできるので、どの地域に住んでいても優待を楽しむことができます。

優待券の注意点としては、有効期限が半年と決まっているので、その期間内に使う必要があることや、他の割引券との併用できない点などが挙げられます。しかし、その期間内で使えれば「無料」でおいしいラーメンを食べることができるので、ラーメン好きにはたまらない優待ですね♪

シーアールイー(3458)

株価 1,670円
予想1株配当 24円
優待の価値 年間1,500円相当
優待の最低取得額 167,000円

優待品:QUOカード

<1月>
100株:500円相当

<7月>
100株:1,000円相当

優待品は【QUOカード】です。権利確定月は年に2回で、100株保有していれば、7月権利分では1,000円相当、1月権利分では500円相当がもらえます。

QUOカードは、コンビニを中心として、書店やマツモトキヨシなどで利用ができます。そのほかにもENEOSの一部店舗(約1,000加盟SS)や、ファミレスのデニーズなどでも使えるので、財布に入れておけば色んな場面で使えて、使い道に困らないのがいい点です♪

シーアールイーは、配当も24円(2022年7月期)と悪くなく、1年に2回もQUOカードがもらえることを考えると、なかなかよいインカムゲインといえるのではないでしょうか。

  • 株価や優待内容のデータは2022年6月27日時点の情報です。
  • 優待の最低取得額は、2022年6月27日の終値に株主優待取得に必要な最低購入株数をかけた金額です。※1株当たりの配当予想値は、Quick情報を用いて松井証券が作成(2022年6月27日時点)
  • 本特集は、個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はお客様ご自身の判断でお願いします。
  • 掲載している画像はイメージ写真であり、実際の株主優待と異なる場合があります。株主優待の内容は変更される場合がありますので、必ず当該企業のホームページ等をご確認ください。
  • 2022年7月権利確定銘柄の中には、権利確定日が7/29とは異なる銘柄もございます。その場合、権利付最終日も7/27とは異なりますので、ご注意ください。
  • PTSナイトタイム・セッションの取引は翌営業日扱いとなるため、権利付最終日にPTSナイトタイム・セッションで買付した株式は権利落ちとなり、株主優待の権利はつきません。
竹内 弘樹氏

寄稿者:竹内 弘樹

ライフパートナーズ 代表取締役

1978年、愛知県生まれ。岐阜大学農学部卒業後、大手食品メーカーに入社し、3年目に研究開発業務の課長を任される。資産運用の必要性を強く感じたため、ファイナンシャルプランナーの資格を取り退社。
独学で株式投資を学びながら、個人事業主として独立し、WEBサイト:やさしい株のはじめ方楽しい株主優待&配当やさしいIPO株のはじめ方やさしい投資信託のはじめ方などを立ち上げる。株初心者でもわかりやすいとの声が多く、現在のアクセス数は延べ1000万人を超える。その後、ライフパートナーズ株式会社を設立、代表を努める。

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