一日先物取引 取引ルール

1.利用開始基準

  • 証券口座と先物・オプション取引口座を開設済であること
  • 本取引ルールおよび、サービスの仕組みについて理解していること
  • 一日先物取引に関する説明書のすべての事項に同意していること
  • 一日先物取引の申込手続きが完了していること
  • 通常の先物・オプション取引の建玉および未約定の注文がないこと

2.申込・解約

一日先物取引の申込、および解約はお客様サイト【先物OP】-【ルール設定】-「一日先物取引設定」から手続きできます。申込・解約手続きはリアルタイムで反映されます。

一日先物取引設定の適用中は、通常の先物・オプション取引を行うことはできません。
建玉を保有している場合または未約定の注文がある場合は、一日先物取引の申込・解約を行うことはできません。建玉の返済および未約定注文の取消しを行った後、申込・解約のお手続きを行ってください。

一日先物取引の申込・解約に関するご注意

3.手数料

1約定ごとに手数料がかかります。

一日先物取引の手数料

4.証券口座との現金・有価証券の振替

先物取引に準じます。

証券口座との現金・有価証券の振替(先物取引)

証券口座への振替可能金額は、通常の先物取引の必要証拠金(少額証拠金適用外)をもとに算出されます。

5.注文受付時間・取引時間

注文受付時間

先物取引に準じます。
ただし、レギュラー・セッション終了からクロージング・オークションまでの間(15:40~15:45、05:55~06:00)は、一日先物取引の発注は行えません。

取引時間

先物取引に準じます。

注文受付時間・取引時間(先物取引)

6.取扱銘柄

取扱商品 取扱限月
日経225先物 直近1限月
日経225mini 3,6,9,12月限のうち直近1限月
日経225マイクロ 3,6,9,12月限のうち直近1限月
TOPIX先物 直近1限月
ミニTOPIX先物
グロース250指数先物
JPX 400先物
NYダウ先物

一日先物取引では、日経225オプション銘柄の取扱いはありません。

7.注文

原則として先物取引に準じます。

注文(先物取引)

ただし、下記の点が異なります。

返済期限 新規建を行ったセッション(日中立会または夜間立会)のレギュラー・セッション終了まで(日中立会の場合15:40まで、夜間立会の場合05:55まで)
有効期間 「当場」のみ
  • 当場:発注を行ったセッション(日中立会または夜間立会)のレギュラー・セッション終了まで有効
執行条件 「なし」「FAK」のみ
  • 「引け」「指成」は選択できません。
注文に関するご注意

8.発注上限・建玉上限

一日先物取引の発注上限および建玉上限は次のとおりです。

商品 発注上限 建玉上限
数量 約定代金 商品毎 先物取引全体
日経225先物 300枚 240億円 買建玉・売建玉
それぞれ300枚(※1,2)
買建玉・売建玉
それぞれ300枚(※3)
日経225mini 3,000枚 144億円
日経225マイクロ 5,000枚 120億円
TOPIX先物 300枚 160億円 買建玉・売建玉
それぞれ300枚(※1)
ミニTOPIX先物 3,000枚 120億円
グロース250指数先物 600枚 120億円 買建玉・売建玉
それぞれ600枚
JPX400先物 600枚 120億円 買建玉・売建玉
それぞれ600枚
NYダウ先物 600枚 120億円 買建玉・売建玉
それぞれ600枚
  • 1銘柄毎建玉枚数について、日経225先物、日経225miniと日経225マイクロ、TOPIX先物とミニTOPIX先物は合計枚数で計算します。(日経225mini、ミニTOPIX先物は1枚を0.1枚換算して計算します。また、日経225マイクロは1枚を0.01枚換算して計算します。)
  • 2日経225マイクロの建玉上限は5,000枚までです。
  • 3日経225mini、ミニTOPIX先物、グロース250指数先物、JPX400先物、NYダウ先物を0.1枚換算として、また、日経225マイクロを0.01枚換算として、すべての先物銘柄の合計枚数を計算します。
  • 建玉の上限は、新規建注文と既存の建玉の合計です。
  • 建玉上限(商品毎、先物取引全体)の審査は発注時に行います。
  • 2023年5月26日現在の上限です。

相場状況、お客様のお取引状況、お預り残高の状況、その他当社が把握した状況により、建玉上限は当社の任意で変更する場合があります。

9.建玉の返済期限

一日先物取引の建玉の返済期限は、新規建を行ったセッションのレギュラー・セッション終了まで(日中立会の場合15:40まで、夜間立会の場合05:55まで)です。

レギュラー・セッション終了時に残っている建玉は、当社の任意で決済します。
任意決済は、通常、そのセッションのクロージング・オークション(日中立会の場合15:45、夜間立会の場合06:00)で行います(祝日取引実施日も同様)。ただし、取引所の売買の状況や当社の都合により、次セッション以降に行う場合があります。

一日先物取引の建玉を新規建したレギュラー・セッション終了までに返済しなかった場合はどうなりますか。(Q&A)

取引時間中に取引所や当社のシステムの不具合等の事由によりお客様が一日先物取引の発注を行えない事象が生じた場合であっても、原則として返済期限の延長は行いません。

任意決済に関するご注意

10.取引日・受渡日・最終売買日・SQ決済

先物取引に準じます。ただし、SQ決済における手数料は一日先物取引の手数料が適用されます。

取引日・受渡日・最終売買日・SQ決済(先物取引)

11.取引規制

先物取引に準じます。

取引規制(先物取引)

12.証拠金(少額証拠金)

一日先物取引では、原則、通常の先物取引から当社掛目(一日先物)で減額された必要証拠金(少額証拠金)が適用されます。
当社掛目(一日先物)は50%ですが、指数の変動状況等により、当社の任意で変更する場合があります。
一日先物取引では建玉の返済により必要証拠金額が増える場合があります。そのため、返済により必要証拠金不足となるときは、建玉を返済できない場合があります。
指数の変動状況等により、一日先物取引の必要証拠金は当社の任意で変更する場合があります。
一日先物取引の証拠金計算には、商品間スプレッド割引は適用しません。
必要現金証拠金比率は通常50%ですが、当社の任意で変更する場合があります。

必要証拠金(少額証拠金)の設定 最大:通常の先物取引と同額
必要証拠金現金比率の設定 最大:100%

最新の各種証拠金の参考値はこちらでご確認ください。

先物取引の証拠金 証拠金に関するご注意

13.代用有価証券

先物取引に準じます。

代用有価証券(先物取引)

14.追加証拠金(追証)

先物取引に準じます。

追加証拠金(追証)・ロスカットルール(先物取引)

追証審査は、通常の先物・オプション取引の維持証拠金(少額証拠金適用外)に基づいて行います。
返済期限までに返済されなかった建玉は、追証の発生および差入れの有無にかかわらず、当社の任意で決済します。

15.ロスカットルール

一日先物取引では、ロスカット口座の開設状況に関わらず、ロスカットルールが適用されます。
なお、一日先物取引の建玉の返済期限を超過しても返済されずに残っている建玉は、ロスカットラインまたは標準ロスカットラインに抵触した場合であっても、ロスカット注文の発注が行われません。

ロスカットルール

ロスカット口座のルールに準じます。

ロスカットルール(ロスカット口座)

リアルタイム維持証拠金余力

ロスカット口座のルールに準じます。

リアルタイム維持証拠金余力(ロスカット口座)

ロスカットライン

一日先物取引の標準設定(標準ロスカットライン)は、次の式で計算されます。

「通常先物の必要証拠金額×当社掛目(一日先物)×60%」

なお、当社が別途、標準ロスカットラインの最低基準値を定める場合があります。

一日先物取引の「ロスカットルール」について教えてください。(Q&A)

ロスカット注文

16.不足金

先物取引に準じます。

不足金(先物取引)

17.税金

先物取引に準じます。

税金(先物取引)

ご注意

一日先物取引の申込・解約

  • 次の時間帯は一日先物取引の申込・解約を行うことはできません。
    • 15:45~夕方データ一括処理終了まで
    • 06:00~早朝データ一括処理終了まで

注文

  • ネットストック・ハイスピードの「[6308]一日先物2WAYスピード注文」からの発注は成行、指値ともに執行条件はすべて「FAK」となります。
  • 電話による注文・訂正・取消は受付けません。

任意決済

  • 任意決済注文が約定するまで当該建玉の必要証拠金は拘束されます。
  • 任意決済注文が約定するまでは一日先物の建玉を保有している状態になるため、一日先物取引の解約を行うことはできません。

証拠金

  • 先物の価格変動により、証拠金の額を上回る損失が生じるリスクあります。
  • お客様サイト【先物OP】-【シミュレーション】のシミュレーション結果は、一日先物取引設定適用中も通常の先物取引の必要証拠金をもとに計算されます。一日先物の証拠金額は当社掛目(一日先物)を元に引き下げてご確認ください。

リスクおよび手数料などについて

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