【投資信託】eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、低コストで日本国内の株式に分散投資できる投資信託です。その魅力についてご紹介します。

  • 2023年以前の記事で、旧NISAの内容を含んでおります。

基本情報(2023年3月8日時点)

連動指数 東証株価指数(TOPIX)(配当込み)
購入時手数料 無料
信託報酬 年率0.154%
信託財産留保額 なし
運用会社 三菱UFJ国際投信

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の魅力

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)について、次の3つの観点からご紹介します。

  • ①日本国内の株式に分散投資
  • ②運用コストが低い
  • ③つみたてNISA対象商品

それでは詳しく紹介していきます。

① 日本国内の株式に分散投資

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、東証株価指数(TOPIX)(配当込み)の値動きに連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

TOPIXは、日本の株式市場を広範に網羅するとともに、投資対象としての機能性を有する株価指数です。浮動株ベースの時価総額加重方式により算出されます。

TOPIXの構成銘柄は、市場区分の見直しを契機に、市場代表性に加え投資対象としての機能性を更に高めることを目的に見直されています。パッシブ連動資産(インデックスファンドなど)や市場への影響を考慮し、2022年10月~2025年1月にかけて、段階的に移行しています。

2022年3月25日現在、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は2,176銘柄を組み入れており、上位10銘柄は以下のとおりとなっています。

銘柄 比率
1 トヨタ自動車 4.1%
2 ソニーグループ 2.9%
3 キーエンス 1.9%
4 三菱UFJフィナンシャル・グループ 1.8%
5 リクルートホールディングス 1.5%
6 東京エレクトロン 1.5%
7 任天堂 1.4%
8 日本電信電話 1.4%
9 三菱商事 1.3%
10 信越化学工業 1.2%

② 運用コストが低い

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、信託報酬率が年率0.154%以内と低く設定されています。(2023年3月8日時点)

eMAXIS Slimは、業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける(※)ファンドシリーズです。低コストで運用される投資信託は、長期にわたる資産形成の助けとなります。

  • 業界最低水準の運用コストを目指す一環として、公正な比較の対象となる他社類似ファンドに係る信託報酬率が当ファンドを下回る場合、ファンドの継続性に配慮した範囲で信託報酬率を引き下げることを基本とします。ただし、信託報酬率が業界最低水準となることを、保証等するものではありませんのでご留意ください。

なお、一定の純資産総額を超過した部分には0.154%より低い信託報酬率が適用されます。詳細は以下のとおりです。

ファンドの純資産総額に応じて 信託報酬率(税込 年率)
500億円未満の部分 0.1540%
500億円以上
1,000億円未満の部分
0.1485%
1,000億円以上の部分 0.1430%

③ つみたてNISA対象商品

つみたてNISAは、20年間の非課税期間が設けられ、一定の投資信託への投資から得られる利益に税金がかからなくなる制度です。その対象商品は、長期の積立・分散投資に適した投資信託・ETFに限られています。

eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)は、つみたてNISA対象商品です。よって、最長20年もの間、税金がかからない「つみたてNISA口座」で投資できます。なお、課税口座や一般NISA口座でも投資できます。

課税口座 特定口座
一般口座
NISA口座 つみたてNISA
一般NISA

「令和5年税制改正大綱」によると、2024年からのNISAの仕組みが新しくなる見込みです。(今後関連法案が作成され、国会での審議を経て成立の見込み)
新しいNISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があります。つみたて投資枠で投資できる商品は、現行のつみたてNISA対象商品と同様です。成長投資枠で投資できる商品は、上場株式・上場投資信託等(整理・監理銘柄、信託期間20年未満、高レバレッジ型および毎月分配型の投資信託等は除外)です。

eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)は、2024年以降の新しいNISAの「つみたて投資枠」でも「成長投資枠」でも投資できる見込みです。

松井証券のiDeCoで取り扱いがあります

『松井証券のiDeCo』では、eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)を取り扱っています。

松井証券のiDeCoは運営管理手数料が0円(※1)で、低コストの商品を中心に40種類(※2)ラインナップされています。業界最多水準(※3)の幅広いラインナップから商品をお選びいただけます。

  • 1運営管理手数料以外に各種手数料がかかります。
  • 2法令上の商品数はターゲットシリーズを1商品とするため31商品です。
  • 32023年3月8日時点、松井証券調べ

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、日本国内の株式に分散投資できるインデックスファンドです。つみたてNISA対象商品となっているため、つみたてNISA口座で投資できます。また、松井証券では、節税効果の高いiDeCoでも投資できます。

竹内 弘樹氏

寄稿者:竹内 弘樹

ライフパートナーズ 代表取締役

1978年、愛知県生まれ。岐阜大学農学部卒業後、大手食品メーカーに入社し、3年目に研究開発業務の課長を任される。資産運用の必要性を強く感じたため、ファイナンシャルプランナーの資格を取り退社。
独学で株式投資を学びながら、個人事業主として独立し、WEBサイト:やさしい株のはじめ方楽しい株主優待&配当やさしいIPO株のはじめ方やさしい投資信託のはじめ方などを立ち上げる。株初心者でもわかりやすいとの声が多く、現在のアクセス数は延べ1000万人を超える。その後、ライフパートナーズ株式会社を設立、代表を努める。

  • 本記事内容は作成時点のものであり、今後予告なく変更されることがあります。
    また、将来の動向や運用成果等を示唆・保障するものではありません。

リスクおよび手数料などについて

「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」のリスクおよび手数料等について

  • 国内の株式を主な投資対象とするため、株価の下落や発行者の信用状況の悪化、流動性の低下等の影響による基準価額の下落により、損失が生じるおそれがあります。
  • 各取引手数料、信託財産留保額および信託報酬は次のページをご確認ください。
  • その他の費用・手数料については、監査費用等を信託財産からご負担いただきます。これらの費用については、売買条件等により異なるため、あらかじめ上限等を記載することができません。
  • 分配金は投資信託の純資産から収益を超えて支払われる場合があります。また、減少する場合や支払われなくなる場合があります。
  • 投資にあたっては、当社WEBサイトの目論見書等をご覧いただき、内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお申込みください。