【投資信託】SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは、世界最大級の運用会社であるバンガード社が運用するETFを通じて、アメリカの上場株式約4,000銘柄に分散投資できる投資信託です。その魅力についてご紹介していきます。

  • 2023年以前の記事で、旧NISAの内容を含んでおります。

基本情報(2023年9月15日時点)

連動指数 CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)
購入時手数料 無料
信託報酬(※) 年率0.0938%程度
信託財産留保額 なし
運用会社 SBIアセットマネジメント
  • ファンドが実質的に投資対象とする投資信託証券の信託報酬を加味した投資者が負担する信託報酬率

SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドについて、次の3つの観点からご紹介します。

  • ① ほぼ100%の米国株に投資できる
  • ② 運用コストが低い
  • ③ つみたてNISA対象商品

それでは詳しく紹介していきます。

① ほぼ100%の米国株に投資できる

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは、「VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)」を主な投資対象とする投資信託です。CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指します。

CRSP USトータル・マーケット・インデックスは、投資可能な米国株のほぼ100%をカバーしている株価指数です。大型株から小型株まで約4,000銘柄を網羅しています。(2023年9月15日時点)

② 運用コストが低い

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの実質的な信託報酬率は「年0.0938%程度」と低く設定されています。(2023年9月15日時点)

内訳は、以下のとおりです。

ファンド 委託会社(運用会社) 年0.022%
販売会社(証券会社・銀行など) 年0.022%
受託会社 (信託銀行) 年0.014%
投資対象とする投資信託証券 ※1 年0.03%程度
実質的な負担 ※2 年0.0938%(税込)程度
  • 1マザーファンド受益証券を通じて投資するETF(上場投資信託証券)の信託報酬等
  • 2ファンドが実質的に投資対象とする投資信託証券の信託報酬を加味した投資者が負担する信託報酬率

長期投資では、運用コストがリターンに大きな影響を及ぼすと言われています。低コストで投資できることは、長期間にわたる投資において大きなメリットとなります。

③ つみたてNISA対象商品

つみたてNISAは、20年間の非課税期間が設けられ、一定の投資信託への投資から得られる利益に税金がかからなくなる制度です。その対象商品は、長期の積立・分散投資に適した投資信託・ETFに限られています。

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは、つみたてNISA対象商品です。よって、最長20年もの間、税金がかからない「つみたてNISA口座」で投資できます。なお、課税口座や一般NISA口座でも投資できます。

課税口座 特定口座
一般口座
NISA口座 つみたてNISA
一般NISA

「資産所得倍増プラン」の実現に向け「貯蓄から投資へ」の流れを加速する観点から、NISA制度は「恒久化」されます。
新しいNISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があり、併用も可能です。つみたて投資枠で投資できる商品は、現行のつみたてNISA対象商品と同様です。成長投資枠で投資できる商品は、上場株式・上場投資信託等(整理・監理銘柄、信託期間20年未満、高レバレッジ型および毎月分配型の投資信託等は除外)です。

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドはつみたてNISA対象商品であり、2024年以降の新しいNISAのつみたて投資枠でも投資できます。

VTIとは

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドが主な投資対象としている「VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)」は、バンガード社が運用するETF(上場投資信託証券)です。

バンガード社は、世界最大級の運用会社で、その運用資産残高は約8.1兆米ドルです。(2022年1月現在)

VTIは、米国株を実質的な主要投資対象とし、CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動する投資成果を目指します。 その経費率(管理報酬等)は、年0.03%と大変低く設定されています。(2023年9月15日時点)

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは、世界最大級の運用会社であるバンガードが運用するETFを通じて、アメリカの上場株式約4,000銘柄に分散投資できる投資信託です。松井証券でも販売しています。

竹内 弘樹氏

寄稿者:竹内 弘樹

ライフパートナーズ 代表取締役

1978年、愛知県生まれ。岐阜大学農学部卒業後、大手食品メーカーに入社し、3年目に研究開発業務の課長を任される。資産運用の必要性を強く感じたため、ファイナンシャルプランナーの資格を取り退社。
独学で株式投資を学びながら、個人事業主として独立し、WEBサイト:やさしい株のはじめ方楽しい株主優待&配当やさしいIPO株のはじめ方やさしい投資信託のはじめ方などを立ち上げる。株初心者でもわかりやすいとの声が多く、現在のアクセス数は延べ1000万人を超える。その後、ライフパートナーズ株式会社を設立、代表を務める。

  • 本記事内容は作成時点のものであり、今後予告なく変更されることがあります。また、将来の動向や運用成果等を示唆・保障するものではありません。
  • 本記事はSBIアセットマネジメント作成の交付目論見書をもとに作成したものです。

リスクおよび手数料などについて

「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」のリスクおよび手数料等について

ファンドがマザーファンドを通じて実質的に投資する投資信託証券に採用されている株式等を主な投資対象とするため、組み入れた株式の株価下落や、発行者の信用状況の悪化、経済状況の悪化、為替変動や流動性の低下等の影響による基準価額の下落により、損失が生じるおそれがあります。

各取引手数料、信託財産留保額および信託報酬は次のページをご確認ください。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

その他の費用・手数料については、監査費用等を信託財産からご負担いただきます。これらの費用については、売買条件等により異なるため、あらかじめ上限等を記載することができません。

分配金は投資信託の純資産から収益を超えて支払われる場合があります。また、減少する場合や支払われなくなる場合があります。

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