3.先物取引の証拠金とは

証拠金

先物取引とは、言葉をかえれば「原資産が期日にどんな価格になっても、あらかじめ決められた価格で決済することを約束する」取引ともいえます。約束の履行を確実なものにするために、取引の当事者が差入れる一定の金額を証拠金といいます。

このような取引を「証拠金取引」といい、先物取引は証拠金取引の1つです。

証拠金取引の特徴として、通常、差入れる証拠金の額は取引する金額に比べ少額になることがあげられます。たとえば「日経225先物」と「日経225mini」の場合、取引に必要な証拠金はSPAN®をもとに計算され、各証券会社はこれを基準にして、お客様に差入れていただく証拠金を独自に決めています。

【ご案内】先物・オプション取引時の各種証拠金について

SPANパラメータープライス・スキャンレンジ変更日当日の追証審査および夜間立会より適用となる各種証拠金は次のとおりです。

  • 建玉一枚当たりの各種証拠金額は、プライススキャンレンジに各種証拠金計算時の掛目を乗じることで算出します。
  • SPANパラメーター変更日当日の日中立会は前日分の証拠金が適用されます。
  • 各種掛目の値を変更する場合は、変更日当日の日中立会時間中にご案内します。
各種掛目 11/11~11/15 11/18~11/22
必要証拠金計算時の掛目 100% 100%
維持証拠金計算時の掛目 100% 100%
現金必要証拠金計算時の掛目 50% 50%
プライススキャンレンジ 11/11~11/15 11/18~11/22
日経225先物 720,000円 720,000円
日経225mini 72,000円 72,000円
TOPIX先物 495,000円 480,000円
ミニTOPIX先物 49,500円 48,000円
マザーズ指数先物 57,000円 56,000円
JPX400先物 43,500円 42,500円
NYダウ先物 76,200円 76,100円
  • 証拠金の変更時は、新規建時の必要証拠金だけでなく、 既に保有している建玉に係る維持証拠金も引上げとなります。
  • 日本証券クリアリング機構によるSPANパラメーターの変更が行われる取引日は、必要証拠金と維持証拠金が異なります。そのため、当該取引日に新規建時に必要な証拠金を満たしていても、日中立会終了後の追証審査では新しい維持証拠金が適用されるため追証が発生する場合があります。ご注意ください。

例:

  • 受入保証金:110万円
  • SPANパラメーターの変更が行われ、日経225先物の証拠金が100万円から120万円に引き上げ。
  • 建値と同額で大引けを迎えた。
  • 手数料は考慮していません。
  • 必要証拠金および維持証拠金の当社掛目を100%とします。

日中立会時間中必要証拠金100万円 日中立会終了後の追証審査維持証拠金120万円 必要証拠金100万円 受入保証金110万円 維持証拠金120万円 受入保証金110万円 10万円追証発生 ※日中立会終了後の追証審査は、新しい証拠金が適用されます。

  • ロスカット口座を開設している場合、SPANパラメーターやSPAN証拠金に対する当社掛目の変更によって標準ロスカットラインが上昇し、ロスカットが発動することがあります。

取引ルール 10.証拠金

SPAN証拠金額 SPAN®で計算される保有しているポートフォリオ全体において翌営業日に発生するおそれのある予想損失額です。
ネットオプション価値の総額 【買いオプションの価値の総額】から【売りオプションの価値の総額】を差し引いた額。オプションの清算価値です。
プライス・スキャンレンジ 日本証券クリアリング機構が定めるSPANパラメーターで、同社が定めるボラティリティにより算出されます。
※市場の状況などにより適用期間中に変更になる場合があります。

SPANパラメーターの設定情報(日本証券クリアリング機構)

  • 一日先物取引の証拠金は通常の先物取引と異なる方法で算出します。詳細は一日先物取引の証拠金をご確認ください。
  • SPAN®は、CME®の登録商標です。
  • 指数またはプライス・スキャンレンジの変動状況によっては、必要証拠金計算時のSPAN証拠金額に対する掛目について最大300%まで一時的に引上げることがあります。

当社では現金のほかに、株式(※)も証拠金として利用することができます。ただし、必要証拠金のうち半額以上は現金で差入れる必要があります。指数またはプライス・スキャンレンジの変動状況によっては、必要証拠金計算時の現金比率について、最大100%まで、一時的に引上げることがあります。

  • 株式を証拠金として使用する場合、原則として前日終値の70%で評価しますが、当社規制で代用掛目を変更する場合があります。

約定代金に比べて、少額の証拠金を差入れることで取引できる株価指数先物取引では、株価指数の変動によって生じる損益の額が、証拠金に比べて大きくなる場合があります。場合によっては差入れた証拠金以上に損失が出ることもありますので、注意が必要です。

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リスクおよび手数料などについて