自動売買は「豪ドル/NZドル」、「ユーロ/ポンド」、「米ドル/カナダ」ではじめよう

自動売買は「豪ドル/NZドル」、「ユーロ/ポンド」、「米ドル/カナダ」ではじめてみませんか?
松井証券のFX自動売買は100円からはじめることができます。まずは一度、試してみてください。

松井証券 100円から自動売買をわかりやすく 

なぜ自動売買に向いている?

リピート系の自動売買向けといわれる「レンジ相場」を、安定して形成しているからです。

  • レンジ相場…一定の変動幅の中で価格が上昇と下降を繰り返している相場のこと。

豪ドル/NZドル、ユーロ/ポンド、米ドル/カナダは、それぞれ地理的に近く、経済の結びつきが強いことからレンジ相場になりやすい特徴があるため、安定したレンジ相場を形成しています。

指定した値幅の中で売買を繰り返す自動売買は、一定の値幅で上昇・下降を繰り返すレンジ相場と相性が良く、指定した値幅の中でレートが推移し続ければ、自動でコツコツ利益が積み上がることを期待できます。

気になる3通貨ペアの運用実績は?

では、実際に3通貨ペアをあわせて運用した場合、どのような結果になるでしょうか。
投資資金100万円で約3年間運用した場合のシミュレーション実績をご紹介します。

<シミュレーションについて>
シミュレーションで算出した数値はいずれも、豪ドル/NZドル・ユーロ/ポンド・米ドル/カナダをそれぞれ100万円、計300万円で運用した場合のシミュレーション結果および投資資金に対して3で割った金額です。

期間 2022/1/3~2024/11/22 確定損益合計※1 368,630円
決済件数 1,894回 スワップ合計 ‐18,170円
最大評価損 -77,122円 最終損益※2 273,338円
  • 1決済後の未受渡金額(決済損益・スワップポイント)を合計した金額です。
  • 2確定損益と評価損益(建玉評価損益・スワップポイントの合計金額)とスワップ損益の合計額になります。
  • 豪ドル/NZドルとユーロ/ポンドの数値は、当社の過去配信レートに基づきシミュレーションを行い、算出しております。
  • 米ドル/カナダの数値は、当社の米ドル/円・カナダ/円の配信データをもとに算出した米ドル/カナダのレートに基づきシミュレーションを行い、算出しております。
  • 本シミュレーションは、参考値のため、実際の結果とは異なるケースがあります。
  • 本シミュレーションの結果は、当社が信頼できると判断した情報に基づいて作成しておりますが、その正確性、信頼性、完全性、および将来の利益を保証するものではありません。
  • 本シミュレーション結果は、あくまで参考情報の提供のみを目的としており、特定通貨の購入・売却を勧誘するものではなく、また取引の安全性を保障するものでもありません。実際のお取引に際しましては、お客様ご自身の判断にて行っていただきますよう、お願い申し上げます。
  • リピート型自動売買は、取引の利益を保証するものではありません。設定・取引の仕方によっては多額の資金が必要となったり、設定したレンジ内であっても、損失を被る可能性があります。

通貨ペアごとのシミュレーション実績グラフはこちら

複数の通貨ペアで運用するメリット?

リピート型の自動売買は、下がっているときに買い(または上がっている時に売り)、レンジ相場で価格が上がったとき(または価格が下がったとき)に決済をすることを狙った取引手法です。

そのため、設定した値幅で推移している間は、仕組み上、一時的に評価損が蓄積するケースがあります。
しかし、評価損が見えた時点で慌てて損切りしてしまうと、その注文の益出し機会を逃してしまうことにもつながります。

例えば、上のグラフの豪ドル/NZドルのように、評価損が大幅に膨らんでいる場合にはどうでしょうか。
ここで大切になるのが、自動売買においても、互いに異なる動きをする複数通貨ペアで運用するということです。
グラフから、豪ドル/NZドル単体で運用している人は約16万円の評価損となっていますが、豪ドル/NZドル・ユーロ/ポンド・米ドル/カナダの3通貨ペアで運用している人は、ユーロ/ポンドと米ドル/カナダの含み損が豪ドル/NZドルの含み損よりも小さいことから、豪ドル/NZドル単体で運用している人と比べて、約半分の評価損で抑えることができています。
「卵を同じカゴに盛るな」という相場格言があるように、自動売買においても複数の通貨ペアで運用することはリスク分散という意味で非常に大切になります。また、これらの3通貨ペアはグラフからみても分かる通り、あまり同じ値動きをしない傾向にあるので、組み合わせて運用することで、リスク分散の効果が期待できます。

松井証券マーケットアナリストの鈴木が解説

3通貨ペアで運用することの意味、メリット

地理的に近く、経済的な結びつきの強い国同士の通貨ペアは、比較的値動きが安定しているという特徴があります。
隣国同士の通貨ペアである豪ドル/NZドルは2014年以降、ユーロ/ポンドは2017年以降、米ドル/カナダは2016年以降、レンジ推移が継続しています。
自動売買に向いている通貨の特徴の一つとして、値動きが安定していることが挙げられますので、これら3通貨ペアを組み合わせてリスクを分散しながら運用してみてはいかがでしょうか。

3通貨ペアで運用する際に気を付けるポイント

足もと、ユーロ/ポンドはレンジの下限付近、米ドル/カナダはレンジの上限付近で推移しています。(2024年12月18日現在)中長期的に続いたレンジであることから、テクニカル的には強いサポート/レジスタンスになると考えられますが、仮にレンジをブレイクした際は大きなトレンドが発生する可能性があるため、注意が必要です。
両国の景況感の違いや政治リスクなどからトレンドが発生する可能性がありますので、レンジの中で推移をしているかどうか定期的にチャートを確認し、レンジをブレイクしてしまった場合は運用方針の見直しを検討したほうがよいでしょう。

カンニング竹山

鈴木翔

松井証券 マーケットアナリスト

ディーラー経験ならではの先見性と客観性で、あらゆるマーケット参加者の心理から相場動向を分析

<略歴>
地方銀行、ネット銀行の運用部門で国内外の債券や株式などのディーラーを経験。松井証券に入社後はディーラーの経験を活かし、マーケットアナリストとして金利動向を踏まえた市場分析や、機関投資家・個人投資家などの投資家動向を組み合わせたマーケット情報などを提供している。

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