優待取りのつなぎ売り(実践)

優待取りのつなぎ売り(入門)では、つなぎ売りの概要や注意点などを紹介しました。
ここでは、実際につなぎ売りをした場合のコストを見ていきます。

実際の取引例

実際に松井証券の無期限信用取引を利用した場合の流れやコスト等の具体例は次のとおりです。

つなぎ売りシミュレーション

2016年2月24日(水) 権利付最終日 現物買い注文と無期限信用売り注文を100株ずつ、寄付前に成行で発注。
現物買い、信用売りがともに2,000円で約定したと仮定。
2016年2月25日(木) 権利落ち日 現渡で決済を行う。
2〜3カ月後 現物株の配当金を受取り、信用配当金を支払う。
2〜4か月後 ギフトカード3,000円分が届く。

つなぎ売りにかかるコスト

内容 計算 金額
売買手数料 現物買い金額:2,000円×100株=200,000円
新規売り金額:2,000円×100株=200,000円
売買代金合計:400,000円
540円
(※1)
貸株料 200,000円×2%×2日÷365日(※2) 21円
現渡手数料 無期限信用取引では発生しない 0円
逆日歩(品貸料) 無期限信用取引では発生しない 0円
信用配当金の支払い 11円×100株×100%(※3) 1,100円
配当金の受取り 11円×100株×79.685%(※4) 877円
総コスト ①+②+③+④+⑤-⑥ 784円
株主優待 3,000円相当の優待品 3,000円
  • ※1 1日の約定代金合計30万円超50万円までは540円(税込)
  • ※2 貸株料は(最低で)2日分の費用が必要となります。信用取引の貸株料は新規建受渡日から返済受渡日までの日数分必要です。
  • ※3 無期限信用取引における配当調整金として配当金の100%をお支払いいただきます。
  • ※4 源泉税(20.315%)が差し引かれた金額で支払われます。
  • 売買手数料は他に取引がないものとして計算しています。
    税率は2016年3月時点のものです。
  • 取引の一例であり、相場状況等によっては例示の取引が行えない場合があります。

今回の取引では3,000円相当の株主優待を取得できるため、総コスト784円を差し引いても、株主優待の価値はプラスとなります。このように、株主優待の取得を目的としたつなぎ売りを行う場合、「株主優待の価値>総コスト」となることが重要です。銘柄によっては総コストが株主優待の価値を上回る場合がありますので、注意してください。

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株主優待・配当金を楽しむ 主婦Bさん

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自身の生活に密着した銘柄に注目するBさん。スーパーでのお買い物も、銘柄を選ぶ際の情報収集に役立てます。配当金に加え、自社製品や株主優待券など生活に役立つものがもらえることがある株主優待は、家計にうれしい限りです。

ご注意

つなぎ売りとして、現物買いと信用新規売りを同時に行う場合(いわゆるクロス取引)には、以下の点にご注意ください。

  • 寄付までに注文をご発注ください。 寄付以外の取引は、現物買いと信用売りが同じ価格で約定せず、直前値から株価を変動させてしまい、不公正取引に該当する場合があります。
  • 「同一株数」「成行」でご発注ください。株数が不均衡であったり、一方を成行・他方を指値でご発注いただいた場合、直前値から株価を変動させてしまい、不公正取引に該当する場合があります。
  • 日々の出来高と比較して過大となる数量のお取引はお控えください。

その他、株価形成に影響を及ぼす可能性が高いと判断される取引については、当社より売買動機等の確認を行わせていただく場合があります。

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