プロが教える優待銘柄の買い時とは？

権利付最終日が近付き、お目当ての優待銘柄を買おうとしたら大きく値上がりしていた、ということはありませんか？ここでは優待銘柄を賢くGETする方法をご紹介します。

権利付最終日を調べよう

まずは、お目当ての優待銘柄の権利付最終日を調べましょう。この日の取引時間終了時点で現物の株式を保有していれば、株主優待を取得する権利が得られます。
松井証券に口座をお持ちのお客様であれば、マーケットラボを使って調べるのが便利です。権利確定月をはじめ、優待内容が確認できるほか、企業の基本情報や決算情報、四季報等を無料で見ることができます。

過去の値動きを確認してみよう

優待銘柄は権利付最終日に向けて値上がりすることがあります。特に人気銘柄は優待目的で購入する人が増え、思いのほか株価が高騰することも。
そのため、過去のチャートを見て、これまで権利付最終日の付近ではどんな値動きをしていたのかを確認しておくと参考になります。

【例】テンアライド(8207)の場合　権利確定月：9月

POINT！

権利付最終日に向けて徐々に値上がりしていますね。しかし、権利落ち日を過ぎると売りに出す人もいるため、値下がり傾向なことが見て取れます。
そこで、権利落ち日を過ぎて株価が下がっているときに購入しておくという手があります！

当該銘柄の値動きは過去の実績であって、将来の値上がり等を保証するものではありません。
本コンテンツは個別銘柄の売買等を推奨するものではありません。

権利落ち日以降の値動きをチェック！

年間を通して手に入れたい優待銘柄の目星をつけておき、購入タイミングを検討しておけば、権利付最終日前に慌てて高値で購入しなくても済みます。
ただし、次の権利付最終日まで保有しておく必要があるため、実際に優待を手にするまでには時間がかかります。
「できれば安く買い付けたい！」「優待取得までの時間は気にしない！」「信用取引を使ったつなぎ売りはハードルが高いから現物取引だけで優待を取得したい！」という方には是非検討していただきたい手法です。