REITの魅力とは? Point1 豊富な投資先

POINT1豊富な投資先(オフィスビル、住宅、商業施設等)

REIT(不動産投資信託)は大きく分けて、単一用途特化型REITと複数用途型REITの2種類があります。単一用途特化型とは、オフィスビル、住宅、商業施設、ホテルなど特定の用途に限定して投資するREITのことです。一方、複数用途型とは、オフィスビル+住宅というように複数の用途の不動産を組み合わせて投資するREITのことです。

主な投資先の不動産には以下のような特徴があります。

(1)オフィスビル

オフィスビルは市場規模が大きく、立地や設備の優れた建物なら安定した賃料収入が期待できます。テナントが企業であることが多いため、賃料収入が景気変動や企業の業績などの影響を受けやすい特徴があります。

(2)住宅

一般的な賃貸マンションは居住用のため、オフィスビルと比較して景気変動に伴う家賃の変動が生じにくく、賃料収入が安定していると言われています。

(3)商業施設

郊外にある大型ショッピングセンターや都心にある商業ビルはテナントの入れ替わりもあることから、賃料収入は景気変動の影響を受ける傾向にあります。

(4)物流施設

物流につかう倉庫や関連施設はオフィスビルや商業施設と比べるとなじみが薄い存在ですが、経済活動において近年その重要性が高まっています。

(5)ホテル

ホテルやリゾート施設などはホテルの運営会社の方針や流行などに業績が左右されやすいと言えます。株主優待として、ホテルの割引券などがもらえるREITもあります。

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