制度信用取引、無期限信用取引(一般信用取引) 概要・魅力
制度信用取引とは
制度信用取引は、取引可能な銘柄、借入れた現金や株式を返済する期限などが、取引所規則により決定されている信用取引です。取引所が指定する制度信用銘柄は、買建、売建両方ができる(※)「貸借銘柄(たいしゃくめいがら)」と、買建のみできる「信用銘柄(しんようめいがら)」に分けられます。また、制度信用取引は新規建をした日から6か月以内に返済をする必要があります。
- 取引所による規制や当社規制によって売建を停止することがあります。
無期限信用取引(一般信用取引)とは
無期限信用取引は、返済期限や逆日歩などを投資家と証券会社の間で自由に設定できる一般信用取引の仕組みを利用しています。
無期限信用取引(一般信用取引)の魅力
すべての銘柄が取引可能
返済期限なし
逆日歩がかからない
原則としてすべての銘柄(※)が取引可能
無期限信用取引では、取引所に上場しているすべての銘柄(※)を買建できます。そのため、新規上場銘柄も上場初日から取引可能です。また、制度信用取引で売建できない非貸借銘柄であっても、当社指定の銘柄であれば売建が可能です(1,050銘柄:2024年9月現在)。
- 整理銘柄を除く当社取扱銘柄が買建可能です。当社の判断により取扱対象外となる銘柄があります。また、売建可能銘柄は当社選定銘柄のみですが、貸付株式の調達が困難となるおそれがある場合など、新規売停止等の措置を行うことがあります。
期日を気にせず長期投資
無期限信用取引は返済期限が6か月である制度信用取引と異なり、原則、返済期限がありません(※)。そのため、信用取引での長期投資も可能です。
- 上場廃止、合併、株式併合、株式分割等の事象が発生した場合や、当社の与信管理の都合上、あるいは株式の調達が困難となった場合等において、返済期限が設定されることがあります。
逆日歩がかからない
無期限信用取引では、証券金融会社を利用せずに、現金および株式を松井証券が調達しています。そのため、制度信用取引で逆日歩が発生する場合でも、無期限信用取引では発生しません。