逆指値の利用例3:順張り

逆指値の利用例3 〜順張り〜

テクニカル分析を重視して売買する場合、一昔前までは一日中、株価動向を確認する必要がありました。例えば、トレンドフォロー型の投資スタイルで、株価の上昇を予想し、上昇に弾みがつくと考えられる買いシグナルが出た段階で注文するなどという場合です。

このような場合、逆指値の買い注文を利用すれば買いチャンスを逃すことなく取引できます。
具体的には、現在値よりも高い、上昇に弾みがつくと予想する価格をトリガー値段に設定し、トリガー値段に到達した段階で、いくらで注文を出すのか(成行または指値)を決定し、発注すれば良いのです。忙しい方も思い通りの売買が可能になります。

【例】

  • A銘柄は現在900円台の株価で推移しているが、1,000円を超えたら上昇に弾みがつくと予想している。
    そこで、株価が950円の時に、1,000円をトリガー値段として、逆指値の買い注文を発注する。

【注文入力内容】

■株価が値上りした場合

株価は上昇に弾みがつくと予想していた1,000円となり、注文が発動し1,000円で買付できました。
その後、株価は予想どおり上昇し、買いチャンスを逃すことなく、取引ができました。

なお、相場の下落を予想し、○円以下になったら下げが加速すると考えた場合も、信用取引で逆指値の売り注文を利用すれば、売りチャンスを逃がすことなく取引が可能です(※)。

  • 対象銘柄が、制度信用取引の貸借銘柄または無期限信用取引、短期信用取引、一日信用取引の売建取扱銘柄の場合に限ります。
信用取引口座の開設

メリット

一日中相場をウォッチできなくてもチャンスを逃さず投資することが可能となります。

操作説明

逆指値の注文に必要な操作をご説明しています。

逆指値注文の発注方法を教えてください。(Q&A)

ご注意

  • 急激に相場が変動した場合、必ずしも約定しないリスクがあります。また、成行を指定した場合には、事前に想定していた範囲から乖離した価格で約定が成立するリスクがあります。

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逆指値の利用例2

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